住民の帰宅が進むも、救助・復旧作業は継続
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県道が陥没しトラックが転落した事故現場。発生から1週間がたった=2月4日午後2時15分(写真:共同通信社)
埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故に関し、埼玉県は19日午前9時、現場周辺の地盤改良工事が完了したとして、避難要請を解除しました。
これにより、半径50メートル圏内の住民が自宅へ戻ることが可能となりました。
先月28日に八潮市の交差点で発生した陥没事故では、大型トラックが巻き込まれ、運転手の救助活動が続いています。また、被害を受けた下水道管の復旧工事も並行して進められています。
県の発表によると、地盤の安全性が確認されたことから、周辺住民への避難呼び掛けを解除しました。住民は徐々に帰宅しており、久しぶりの自宅での生活を再開しています。
今後の対応として、県は22日に周辺住民を対象とした説明会を実施し、工事の進捗や今後の対策について説明する予定です。
依然として復旧作業が続く中、住民の安全確保と生活再建に向けた支援が求められています。