八潮市の道路陥没事故 2月15日のニュースダイジェスト
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道路陥没事故現場の様子
2月14日(金)~15日(土)までの八潮市の道路陥没事故関連で報じられたニュースをダイジェストでお伝えいたします。
中野国交相が初視察「できる限り支援する」
住民の不安に応え、国の技術的・財政的支援を検討へ
埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故を受け、中野洋昌国土交通相が2月15日、初めて現場を訪れ視察した。
その後、八潮市役所で埼玉県の大野元裕知事、大山忍市長と会談し、「下水道の計画的な点検を進める中でこのような大規模な陥没事故が発生したことを重く受け止める」と発言。国として可能な限りの支援を行う方針を示した。
道路陥没事故で負傷の消防隊員が入院 救助活動中に土砂崩れに巻き込まれる
陥没現場で救助活動中の消防隊員が負傷、数日後に体調悪化し入院
埼玉県八潮市の県道で発生した道路陥没事故に関連し、事故直後に救助活動を行っていた草加八潮消防組合の男性隊員が負傷し、その後入院していたことが14日に明らかになった。
草加八潮消防組合によると、事故はトラックが道路の陥没により転落したもので、隊員は転落した男性運転手の救助活動に従事していた。その際、崩れてきた土砂に巻き込まれ負傷したものの、一度は業務に復帰。しかし数日後に体調不良を訴え、現在は入院しているという。症状の詳細については現時点で明らかにされていない。
消防の初動対応「最善尽くしたが検証へ」 埼玉県内で下水管異常3カ所も確認
■ 消防の初動対応を検証へ 市長「最善を尽くしたが、全てを検証」
埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故について、救助活動を続ける草加八潮消防組合の管理者である山川百合子草加市長は14日の定例記者会見で、「消防の初動対応について検証していく」との考えを示した。
山川市長は「消防として救出に最善を尽くしてきた」と述べたものの、消防の担当者は「例がない救助現場であり、すべてを検証している」と慎重な姿勢を見せた。