心の病と家族の負担、その解決の道を探る
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2025年2月12日放送のNHK『クローズアップ現代』では、深刻化する精神疾患とその影響を受ける家族に焦点を当てた特集が組まれます。
テーマは 「精神疾患600万人 “閉じる家族”をどう支える?」。ここに、八潮市で活動する 「八潮市精神しょうがい者家族会YSK(ワイエスケイ)」 の高波幸雄氏が登場し、実際の家族の状況が取材されました。
増え続ける精神疾患が家族に及ぼす影響とは?
日本国内では、うつ病や統合失調症など、精神疾患を抱える人が600万人以上とされています。
政府が精神科病院での長期入院から地域での生活支援へと方針を変える中、その受け皿となる家族の負担が増大している現状が見えてきました。
病気を隠さざるを得ない孤独感
- 家族の看護で仕事や生活に制限がかかる経済的不安
- 年齢による支援の限界と将来への不安
こうした問題が、地域社会での支援の不足とともに家族を追い詰めています。
八潮市から解決のヒントを発信するYSKの取り組み
今回の放送では、八潮市に拠点を置く 「八潮市精神しょうがい者家族会YSK」 代表の高波幸雄氏が出演し、ご自身の家族の体験が取材を通じて語られます。
YSKは、心の病に苦しむ家族が孤立しないよう、情報共有や相談の場を提供し続けており、地域社会における重要な支えの一つとなっています。
視聴のポイント
番組では、看護を続ける家族がどのように支援を受けられるのか、また地域社会でどんな支え合いが必要かを専門家や現場の声を交えて深掘りします。
高波氏の発言からも、地域の支援体制や家族の絆が見つめ直されるきっかけになるでしょう。心の病に関する課題と向き合うヒントを得たい方、ぜひご覧ください。
放送日時
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NHK-G
2月12日(水) 午後7:30〜午後7:57 - NHK-BS
2月13日(木) 午前4:30〜午前4:58