地上からの詳細調査で緊急性の高い空洞なしと確認、小規模な8箇所の補修工事を順次実施

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八潮市内で発生した流域下水道管に起因する道路陥没事故を受け、市では陥没箇所周辺におけるさらなる被害の拡大を防ぐため、地上からの詳細な路面下空洞調査を実施しました。
調査は、地上から約3mの深さまでを対象に行われ、1月31日に発表された調査結果をもとに、2月1日(土)から2月2日(日)にかけて詳細な確認が行われました。

2月3日時点での調査結果。小規模空洞については、2月4日の時点で「速やかに実施予定」のすべて補修作業が完了しているとのことです。
ハンディ型レーダーを活用した徹底調査
調査には、ハンディ型レーダーを使用し、空洞の位置や広がりを正確に把握。その後、空洞が確認された箇所について削孔し、スコープを挿入して厚さや深さを詳細に確認しました。
調査結果:緊急性の高い空洞はなし
調査の結果、道路陥没の危険が差し迫っているような緊急性の高い空洞は確認されませんでした。しかし、緊急性は低いものの小規模な空洞が8箇所で見つかりました。
今後の対応と補修工事の実施
小規模な空洞のうち、特に陥没発生箇所に近い2箇所については、すでに2月3日から空洞を解消する補修工事を開始。残りの6箇所についても速やかに工事を実施し、2月4日の時点では各所すべて補修作業が完了したとのことです。
この件について、一部報道で、見つかった小規模な空洞について先行して伝えられ、誤解を生んでいるという内容を耳にします。お間違えの良いよう、お願い致します。
県は今後も安全な道路環境を確保するため、引き続き注意深く状況を監視し、市民が安心して通行できる道路づくりに努めていくとしています。