光回線・固定電話の断線が続く、復旧作業進行中
埼玉県八潮市の県道54号で発生した道路陥没事故により、同市内の一部地域で通信障害が続いています。
NTT東日本埼玉支店は、1月28日午前9時50分頃から光アクセスサービスや固定電話サービスが利用できない状況になっていると発表しました。
約1,300回線の光アクセスサービス、400回線の固定電話が影響を受ける
今回の事故により、NTT東日本が提供する光アクセスサービス(フレッツ 光ネクスト/光ライト等)で約1,300回線、固定電話サービスで約400回線が利用不能となっています。また、これに伴い、光コラボレーション事業者が提供する通信サービスや緊急通報も使用できない状況に陥っています。
NTT東日本によると、原因は道路陥没によって通信ケーブルが断線したためで、現在、別ルートでの応急復旧作業が進められています。復旧の見通しについては、現時点で詳細が明らかになっておらず、今後の続報が待たれています。
市民生活に影響、緊急対応策も案内
通信障害の影響を受けている地域の住民に対し、NTT東日本は以下の代替手段を呼びかけています。
- 緊急通報や通話:携帯電話や公衆電話を利用
- インターネット通信:携帯電話によるデータ通信、公衆フリーWi-Fiを利用
また、影響を受けた期間の基本料金については、連続する24時間単位で減免されるとのことです。
復旧に向けた取り組みと今後の対応
NTT東日本は、住民に迷惑をかけていることを深く謝罪するとともに、ケーブルの迂回ルートを用いた復旧作業を優先的に進めていると説明しています。同社では、公式Webサイトや電話窓口で、通信サービス障害に関する問い合わせにも対応しています。
市民の皆さんは引き続き、緊急時の備えとして連絡手段を確認し、必要な情報を収集するよう注意を呼びかけています。
▶NTT東日本 ホームページ
https://www.ntt-east.co.jp/