4月4日(木)、埼玉県の越谷市、上尾市、ふじみ野市、春日部市、鴻巣市、北本市、八潮市、松伏町において、市役所や町役場の職員を名乗る者から「医療費の還付金が発生しているが、手続きを完了していない」という趣旨の詐欺電話が確認されました。
県内では、この種の還付金詐欺の被害が大幅に増加しており、警戒が必要です。
犯罪者は電話での指示により、被害者を銀行やコンビニのATMへと誘導し、お金を振り込ませようとする手口を用います。
さらには、銀行員などを装った者が直接訪問し、「カードを新しくする必要がある」などと言って暗証番号を聞き出し、キャッシュカードを奪おうとします。
このような被害を防ぐためには、犯人からの電話に対応しないことが最も重要です。留守番電話設定を活用し、相手の声を確認するまで電話に出ないようにするなどの対策が推奨されます。
また、この情報をご家族や近隣の方々にも共有し、広く注意を呼びかけることが大切です。
特に、携帯電話を使用しながらATMを操作している人を見かけた場合は、声をかけて詐欺被害の防止に協力していただきたいとのことです。
地域全体での連携と警戒により、これらの詐欺行為を未然に防ぐことが求められています。