プロジェクションマッピングや茶屋体験など、多彩な催しが千住のまちに集結

「千住宿」開宿400年を祝う記念祭が開催 地域一体で歴史を彩る3日間
2025年、「千住宿」は開宿から400年を迎えます。これを記念し、11月1日(土)から3日(月・祝)までの期間、北千住エリアを中心に「千住宿開宿400年祭(本祭)」が開催され、歴史と文化を楽しめる多彩なイベントが展開されます。
■千住宿とは

橋本貞秀の浮世絵 千住大橋の左側に橋戸町、川原町が描かれています。平野部にあった千住の立地がよく描かれています。 足立区公式サイトより
「千住宿(せんじゅしゅく)」は、江戸時代に整備された五街道のひとつ「日光街道」および「奥州街道」の最初の宿場町として栄えました。
当時の千住宿は、江戸を出発して最初に休憩する地点として多くの旅人が訪れ、人・物・情報が行き交う活気に満ちた地域でした。周辺には寺社や商家が立ち並び、宿泊施設や茶屋も発展。文化の交流地点としても重要な役割を担ってきました。
現在も歴史的な面影を残す史跡や商店街が点在し、往時の賑わいを感じさせる貴重な地域資源として親しまれています。
メインイベントのひとつである「プロジェクションマッピング」は、11月1日(土)・2日(日)の16:30〜19:30、東京芸術センター前広場(足立成和信用金庫 本店本部ビル隣)にて実施。建物に映し出される光の演出が来場者を魅了します。
また、同期間には江戸の文化を感じさせる「地口あんどんナイト」も開催され、千住神社・慈眼寺・東京芸術センター前広場・勝専寺・千住本氷川神社が幻想的にライトアップされ、16:30〜19:30まで夜のまちを彩ります。
11月2日(日)・3日(月)には「千住楽市」が10:00〜16:00で開催。会場は千住神社、慈眼寺、東京芸術センター前広場、勝専寺、千住本氷川神社、潤徳女子高等学校、ホテル ココ・グラン北千住前、北千住駅南口(仲町口)コンコース、東武ストア前広場と広範囲に渡り、地域産品や催しが楽しめるほか、散策しながらまちを満喫できます。
同じく11月2日(日)・3日(月)10:00〜16:00には、千住街巡り「御宿場印」スタンプラリーも実施。千住神社、慈眼寺、東京芸術センター前広場、勝専寺、千住本氷川神社、潤徳女子高等学校、ホテル ココ・グラン北千住前、北千住駅南口(仲町口)コンコース、東武ストア前広場に加え、足立学園・北千住マルイでもスタンプを押すことができます。歴史を感じながら、気軽にまち歩きを楽しめる企画です。
さらに、11月2日(日)には、発足セレモニーや大名行列、茶屋体験など、江戸の情緒を体感できる企画が展開され、日本一長い商店街「北千住商店街」を中心に、まち全体が祝祭ムードに包まれます。
千住宿はこの他にも年間を通じて関連企画を開催予定。地域の伝統に触れながら、魅力ある歴史資源を再発見できる絶好の機会となっています。
歴史とまちが融合する特別な3日間。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
公式サイト▶https://www.senjujuku400.jp/












