統合前のラストコンサートが八潮メセナで開催。延期を経て実現した特別な一日、地域と共に歩んだ歴史を音楽で締めくくる

八潮南高校吹奏楽部、最後の秋の音色を響かせる ―「八潮南」としての感謝と未来への決意を込めて―
埼玉県立八潮南高等学校吹奏楽部による「最後の秋のコンサート」が、令和7年(2025年)10月5日(日)、八潮メセナ(八潮市民文化会館)ホールにて開催されました。
地域イベントにも積極的に出演し、市民に親しまれてきた八潮南高校吹奏楽部。今回の演奏会は、来春に同校が「八潮フロンティア高校」として統合される前の、八潮南高校として最後の晴れ舞台となりました。
当初は8月24日(日)に開催予定でしたが、会場ホールの空調設備の故障により延期となり、この10月にようやく実現。延期を乗り越えた分、部員たちの思いはより一層強く、会場全体に「ありがとう」と「これからも音楽を続けていきたい」という想いが響き渡りました。






プログラムでは、「ドラムセットとコンサートバンドのための協奏曲」をはじめ、壮大な吹奏楽曲、迫力ある打楽器アンサンブル、さらにロックナンバーなど、約30曲を披露。息の合った演奏とステージ演出が観客を魅了し、まさに“集大成”と呼ぶにふさわしい内容となりました。



また、コンサート冒頭には、軽音楽部の設立を目指す生徒たちによるバンドが登場。八潮南高校生による自主的な音楽活動として注目を集め、会場からは温かい拍手が送られました。
「学校に軽音楽部を作りたい」という彼らの想いは、次の世代へ受け継がれる新しい音楽の芽として、多くの人の心に刻まれました。
“八潮南”としての名を胸に刻み、仲間と共に奏でた音は、確かに未来へとつながる力強いメッセージとなりました。地域に愛され、支えられた吹奏楽部の歩みは、この日ひとつの節目を迎え、新たな「フロンティア」へと続いていきます。
<Hacchinさん>
「やしおん」運営代表。ずっと八潮の人。30年近くネットの世界にいます。長年ベンチャー企業でエンタメ業界や株式公開など色々と荒波にもまれ、現在本職は小さなゲーム会社の管理部長。BBQインストラクター資格。ガンプラ熱再び。
				
						










