陥没事故を乗り越え、笑顔と希望をともにした一夜
9月13日、中川やしおフラワーパークで「八潮花火フェスティバル2025」が行われました。
パチパチと地を這う火花、夜空へと駆け上がる光の柱、そして一瞬の静寂を破るように咲き誇った大輪の花火——その瞬間、来場者の歓声や感嘆の声が会場を包みました。涙ぐむ観客の姿も見られ、八潮の夜は感動に満ちあふれました。
市民とボランティアで築いた特別な舞台
今回の花火大会を支えたのは、地元有志団体「WAKUWAKU840」を中心としたスタッフやボランティアの皆さんです。1月から準備を重ね、当日も「子ども応援団結」の皆さんをはじめ多くの市民が朝6時から汗を流し、会場を整えました。
今年は初めて、一般観覧エリアとしてフラワーパークと、協賛席としてスポーツパークの2会場を活用。両会場を結ぶ「トゥクトゥク」を導入し観客の足となり、子どもから大人まで楽しめる仕掛けが随所に見られました。
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