観客を魅了した美しい夜と、その舞台裏を少しだけお伝え致します
こんにちは。やしおん運営代表のHacchinさんです。
先日、9月14日(土)の開催されました、八潮花火フェスティバル2024にご来場いただきました皆様、誠にありがとうございます。
昨年の「ランタンwith花火」に続いて、今年も開催されました花火イベント。他の地域の規模には程遠く、非常に短い時間ではありましたが、多くの観客の皆さんや、近隣の皆さんからの喜びの声を多数いただいております。
こちらでは、当日の花火イベントのレポートと共に、その裏側をご紹介させていただきます。
「やしおん」では、当イベントの公式サイト(https://yashio.hanabi.xii.jp)の運営をお手伝い致しました。なんですが、根っからのお節介なもので、結構がっつりと関わらせていただきました…。
何度となく続いた事前打ち合わせ
当方が打ち合わせに合流したのが、7月の上旬。すでにその二か月前から、コアメンバーの皆さんがプロジェクトについて検討を進めていました。
前回の「ランタンフェスティバルwith花火」イベントは、八潮青年会議所主催によるイベントでしたが、今回は青年会議所の卒業メンバーをはじめ、その他の有志メンバーが集った「wakuwaku840(ワクワクヤシオ)」という有志団体を設立。こちらが主催での開催となりました。もちろん自治体の方にもご協力は頂いておりますが、このイベントは、ほぼほぼ民間での開催です。wakuwaku840の詳細については、花火の公式サイトに掲載があります。
皆さん本業を持ちながらのプロジェクトの進行の為、打ち合わせは19時以降から、0時を過ぎることもしばしば。
課題は山積み。
今回の開催にあたり、特に警備面については、違法駐車や立入禁止エリアの徹底など、昨年の反省点から、およそ90名近い人員の手配をお願いする計画をプロジェクトの早い段階から決定していました。会場の内外で多く見かけられたと思います。
その他、会場レイアウトの検討や、出店者の募集、警察や消防等との連携、ステージ出演者のアサイン、花火業者さんや設営業者さんの選定、フライヤーや設置物等の印刷物、駐車場の配置、そしてプロジェクト予算の策定と、協賛金の公募。
今回のイベントは公的な資金援助はなく、全て協賛金から賄うという形をとっていましたので、なるべく支出は抑えるべく、必要なところにはしっかりと投下していくという計画を進めていくことに。
駐輪場の設置を会場外、一般車両の駐車はNGに。入場導線も制限。
会場設営に際し、困ったのが「駐輪場の設置」。警察からの指導で、会場入場者の導線に自転車の導線は一緒にしないようにということになりました。
そのため、急遽駐輪場の場所探しを進めることになり、なんとか共和橋下の公園や、近隣の企業の方から二箇所ほど敷地をお借りし、計三箇所を設置することなりました。これについては、果たして来場の皆さんが把握できるのか、この三箇所がいっぱいになったらどうする等といった懸念点はありましたが、実際どの程度の方が来場するのか、全く数字が読めない状態てしたので、この三箇所で進めましょう。ということに。結果的に当日はパンクしてしまったようで、大変ご迷惑をおかけし、申し訳ありませんでした。運営側も敷地外に駐輪場があることで、状況確認やハンドリングができない状態でした…。
また、土手側面の観覧の禁止や、土手上での観覧の禁止、各所の階段は上りのみとし、下りはさせず、土手上の遊歩道をつたい、会場スロープから入場するという指導も。確かに昨今の花火やイベントでの事故が多発していたり、韓国でのイベント事故等もあり、この辺りは非常にナーバスなところでしたが、流石にこれは難航しました。実際に導線の指示板や、警備の方の案内はあったものの、なかなか徹底していただけなかったようです。やっぱり難しかった…。
このほかにも、共和橋の両歩道を、花火打上げの間、通行止めにしたり、土手下の道路の通行止めの手続きをしたりと、まだまだ調整が続きます。
実は開催の前週に、開催地域のお家に、通行止めの案内を主催者メンバーでポスティングさせていただきました。深夜に及んだため、ご迷惑をおかけしてしまい、大変申し訳ありませんでした。
何度となく足を運んだ会場づくり
会場となる中川やしおフラワーパークへは、実際のレイアウト配置の寸法どりや、雑草処理等に何度となく足を運びました。
雑草処理は自治体の方や観光協会の協力もありましたが、主催側で作業することも。この時期は炎天下が続き、非常に皆さん苦労していました。
※写真は笑顔なんですけどねw
出店者向け説明会の実施
準備の間、やしお生涯楽習館の多目的ホールで、出店者向けの説明会を実施。
今回のイベントでは前回を上回る40店舗以上のテント出店やキッチンカーでの出店を予定。伝達事項に取りこぼしのないよう、ガイドラインの作成や、想定問答等、下準備はしっかりしたつもりではありましたが、それでもなかなか網羅できず、難しいものです…。
やはり協賛金は難航しました
計画を進めながらの予算策定と、協賛金の公募を同時に進めることになりますから、やはり難航しました…。
今回は法人協賛での公募と、個人協賛での公募での資金調達を進めました。「クラウドファンディング」という手法も検討していたのですが、実はクラファンて、非常に手数料が高いんですね。幸い、関係者の会社で通販サイトを運営している会社がありましたので、個人協賛はそちらのシステムを間借りすることに。
ある程度の予算策定の上、概算での協賛金目標を設定しましたが、予算達成はホントに開催までギリギリでした。ご理解頂き、ご協賛頂きました法人企業の皆様や、個人協賛頂きました皆さまには感謝しかありません。本当にありがとうございます。
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