住宅建設現場を狙う窃盗、八潮市での事件との関連性も
【埼玉県】埼玉県越谷市内の住宅建築現場から複数の水道メーターが盗まれだ事件で、窃盗の疑いで上尾市浅間台2丁目に住む自称会社員の42歳男性が逮捕されたことを埼玉新聞紙他各報道が報じました。
埼玉県警捜査3課と上尾署の合同捜査班が29日に発表。この男性は越谷市南荻島地内の新築戸建て住宅の工事現場から水道メーターを盗んだ疑いが持たれており、「金が必要だった」と供述しているとのことです。
捜査当局によると、この男性は自家用車で新築工事現場周辺を物色し、犯行に及んだとされています。男性の自宅からは、盗まれたとみられる水道メーター10個や犯行に使用したと見られる工具などが押収されました。
県警は、昨年11月以降の盗難被害増加を受けて捜査を開始し、防犯カメラの映像などを精査して犯行を特定しました。また、昨年1月から今年1月29日にかけて、約420個の水道メーターが盗まれていると報告されており、これらの事件の多くが新築戸建ての建設現場で発生しています。
専門家は、水道メーターを覆う金属「砲金」の価格が高騰していることが、盗難被害の背景にあると分析。八潮市やさいたま市を含む県内のいくつかの地域では、水道メーター窃盗被害が確認されており、捜査当局は余罪を調べています。
県警は住民に対して、不審な人物を見かけた場合は速やかに通報するよう呼びかけており、防犯カメラやセンサーライトの設置などの対策を推奨しています。
出典元:埼玉新聞社