ロードレース大会でのご縁がきっかけに。株式会社ビクトリーが外部支援を通じて部活動とキャリア教育を後押し
八潮市内でうれしいニュースが届きました。
産業廃棄物の収集運搬や建屋解体工事を手がける株式会社ビクトリー(本社:八潮市八条)が、埼玉県立八潮南高等学校の部活動スポンサーに就任しました。八潮市内の県立高校にスポンサーがつくのは初めての取り組みです。
株式会社ビクトリーは、八潮市八条に本社を構え、産業廃棄物収集運搬および処理業、建屋解体工事業を展開する地域企業です。地域の暮らしを支えるインフラ分野を担いながら、「地元に何か恩返しができないか」と模索してきました。そうした中で生まれたのが、今回の部活動支援です。
きっかけは、八潮南高校が主催するロードレース大会。大会の折り返し地点が偶然にもビクトリーの事務所前だったことから、休憩所の提供などを通じて交流が始まりました。先生方と話を重ねるうちに、生徒の成長や挑戦を本気で支えようとする姿勢に強く心を打たれたといいます。
今回支援を受けるのは、女子バレーボール部(部員9名)と男子サッカー部(部員15名)。遠征費や備品購入費など、活動に欠かせない費用をサポートし、「経済的な理由で諦めなくていい環境づくり」を目指します。
公立高校の部活動は、予算の制約や教員・保護者への負担といった課題も抱えています。ビクトリーでは「先生方を支えることが、結果的に生徒を支えることにつながる」と考え、単なる資金提供にとどまらない継続的な関わりを目指しています。企業という“社会の一員”が関わることで、生徒たちが社会とのつながりを実感し、自立心や自信を育むきっかけになることも期待されています。
女子バレーボール部顧問の渡邉先生は、「保護者や教員以外の大人から支えられているという実感が、生徒の自立や自信につながる」と話します。アルバイトと両立しながら部活動に励む生徒や、経済的理由で活動を諦めてしまう生徒もいる中で、今回の支援は大きな追い風になるといいます。
男子サッカー部顧問の小松先生も、「地元企業との不思議なご縁が、生徒が本気で頑張れる環境を整える一歩になった」と語ります。サッカー部は「愛されるチーム」をスローガンに掲げ、地域に誇れる存在を目指して活動しています。
ビクトリーの堀越敦代表取締役は、「単年ではなく、末長く支援していきたい。生徒の皆さんには勉強も部活動も全力で取り組んでほしい」とコメント。地域企業として、次世代を育てる責任を果たしていく決意をにじませました。
なお、八潮南高等学校はこの4月、埼玉県立八潮高等学校との統合により「八潮フロンティア高等学校」として新たにスタートします。再編という大きな節目を迎える中で始まる今回の取り組みは、地域と学校が手を取り合う新しいモデルケースになりそうです。
地元企業が地元の高校生を支える。
そんな温かな循環が、八潮のまちで少しずつ広がり始めています。
法人・学校概要
▼スポンサー企業プロフィール
- 会社名 :株式会社ビクトリー
- 所在地 :埼玉県八潮市八条3450-3
- 事業内容 :産業廃棄物収集運搬及び処理業・建屋解体工事業
- URL :https://www.v-victory.com/
▼学校・部活動プロフィール
- 学校名 :埼玉県立八潮南高等学校
- 所在地 :埼玉県八潮市南川崎519-1
- 【部活動】
・女子バレー部(部員数:9名)
顧問名: 渡邉先生
・男子サッカー部(部員数:15名)
顧問名:小松先生・山岸先生
















