越谷・春日部両市長選で現職が再選 防災強化や地域活性化へ継続姿勢示す

越谷は福田晃氏が、春日部は岩谷一弘氏がともに2期目へ 投票率は前回を大きく下回る

選挙

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任期満了に伴う越谷市長選と春日部市長選が26日に投開票され、いずれも現職が新人候補を破り再選を果たしました。

越谷市では、無所属現職の福田晃氏(50)が元市議の畔上順平氏(49)と大工の勝又隆弘氏(45)の新人2人を破って2期目の当選を果たしました。当日有権者数は28万1905人、投票率は33.00%で、前回の51.27%を大きく下回りました。

福田氏選挙戦で防災対策の強化やコロナ禍での危機対応など1期目の実績を前面に押し出し、公約には調整池の整備や防犯対策の推進、産後ケアの充実、企業誘致による地域経済の活性化などを掲げました。政党推薦は受けずに政党色を抑え、幅広い層からの支持を得たことが勝因となりました。

開票結果は次のとおりです。

当 53,636票 福田 晃(50・無所属・現)
35,028票 畔上 順平(49・無所属・新)
3,689票 勝又 隆弘(45・無所属・新)

また、現職と新人による一騎打ちとなった春日部市長選では、無所属現職の岩谷一弘氏(59)が前市議で共産党推薦の卯月武彦氏(62)を破り、再選を果たしました。当日有権者数は19万3,387人、投票率は26.05%で、前回の44.45%から大幅に下がりました。

岩谷氏は自治会活動の重要性を強調。市内8か所の公民館をまちづくりの拠点として充実させる方針を示しました。さらに、人気アニメ『クレヨンしんちゃん』のモニュメント設置や、治水施設「首都圏外郭放水路」などを活用した周遊観光を推進。「住んでみたい、住み続けたいまち」を掲げ、市政継続を訴えました。

開票結果は次のとおりです。

当 39,075票 岩谷 一弘(59・無所属・現)
10,637票 卯月 武彦(62・無所属・新)

いずれの市でも現職が信任を得る形となり、防災・福祉・地域経済の課題に対し、継続した市政運営が求められます。

 

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