地域の利便性向上へ 八潮駅を含む4駅で地図情報をデジタル化、周辺施設や避難所も見やすく
つくばエクスプレス(TX)が2025年8月に開業20周年を迎えたのを機に、沿線の主要4駅――八潮駅、流山おおたかの森駅、柏の葉キャンパス駅、守谷駅――に設置されている周辺案内地図「ナビタ」が、デジタルサイネージを搭載した新型デザインへとリニューアルされました。
この取り組みを行ったのは、公共性の高い案内地図の掲出を全国で展開する表示灯株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:德毛孝裕)です。八潮駅の新しい「ステーションナビタ」は、従来の紙面掲示型からデジタル化され、地図面下部に大型ディスプレイを配置。視認性の向上とともに、周辺施設やランドマーク、避難場所などの情報をより分かりやすく発信できるようになりました。
同社によると、「ナビタ」は鉄道駅に設置される「ステーションナビタ」をはじめ、自治体庁舎内の「シティナビタ」など全国約4,000か所に展開。特に駅構内への設置は全国約2,400駅に上り、公共インフラの一端を担っています。
八潮駅は、東京都心と埼玉・千葉・茨城を結ぶTXの中でも発展著しいエリアのひとつであり、通勤・通学利用者の増加に合わせた駅周辺環境の改善が進められています。今回のデジタル化により、地域住民や訪問者がより快適に駅を利用できるようになると期待されます。
表示灯株式会社は「デジタルソリューションの進化を通じて、地域に愛されるまちづくりや地方創生に貢献していく」としており、今後もTX沿線でのデジタル案内の拡充が注目されます。