投票率38.19%、前回を下回る 現職の実績を強調し市政継続へ

当選後、多くの報道の質問に対応する大山氏
任期満了に伴う埼玉県八潮市の市長選挙は7日、投開票が行われ、無所属の現職・大山忍氏(68)が新人2人を破り、4回目の当選を果たしました。
開票の結果、大山氏は1万7,518票を獲得し、前市議で無所属新人の川井貴志氏(50)の7,774票、諸派新人で政治団体代表の矢神武蔵氏(54)の2,490票を大きく上回りました。当日有権者数は7万5,269人で、投票率は38.19%と前回(39.37%)を1.18ポイント下回りました。
6日夜、南川崎の大山氏事務所に当選確実の一報が届くと、集まった支持者から大きな拍手と歓声が沸き起こりました。
大山氏は埼玉県議会議員を経て2013年の市長選で初当選。今回の当選で市政4期目に入り、「これまでの取り組みが評価された結果」と総括しました。今後は老朽化インフラ対策や子育て支援の拡充に取り組み、市民の期待に応える市政運営を進める考えです。

4期目の当選を果たした大山氏(右)と宇田川県議(左)