サン=サーンスの名曲を日本語で歌い、11月23日の市民音楽祭で成果を発表
八潮市では、令和7年度八潮市文化協会委託事業として、合唱ファンタジー「動物の謝肉祭(カーニバル)」をうたう市民参加型講座が開催されます。サン=サーンスの名曲「動物の謝肉祭」を日本語で歌う企画で、ライオンや白鳥、化石など、ユーモラスで多彩な楽曲を合唱で表現します。
講座は全5回で、日程は10月5日・19日、11月2日・9日・16日(いずれも日曜日)の午前10時から正午まで。会場は「りらーと八幡」多目的室2です。講師は八潮市音楽大使でもある「あかみみおんがく」の杉山文香さんほかが務め、ピアノ連弾による伴奏で合唱を学びます。
対象は市内在住・在勤・在学の方で、親子での参加も可能です。定員は先着35名、参加費は楽譜代として1,320円(初日に配布)。持ち物は筆記用具と配布された楽譜です。
申込みは9月5日(金)から、八潮市文化協会事務局(りらーと八幡内、電話048-995-6216)で受け付けます。受付時間は午前9時から午後5時まで(月曜休館、祝日の場合は翌平日)。
なお、講座の成果は11月23日(日・祝)に八潮メセナホールで開催される「第41回八潮市民音楽祭」にて発表予定です。生のアンサンブルと共に披露される市民合唱を、ぜひお楽しみください。
◆サン=サーンスの名曲「動物の謝肉祭」について

動物のカーニバル イメージイラスト
フランスの作曲家カミーユ・サン=サーンス(1835~1921年)が1886年に作曲した組曲で、14の小曲から構成されます。
ライオン、カメ、カンガルー、白鳥など、さまざまな動物を音楽でユーモラスに描写した作品で、クラシック音楽の中でも特に親しみやすい名曲として知られています。
なかでも「白鳥」はチェロの独奏曲として有名で、優雅で美しい旋律は世界中で愛されています。今回の講座では、この名曲を日本語歌詞で合唱し、子どもから大人まで楽しめる形で表現します。
◆あかみみおんがくについて

あかみみおんがく
「あかみみおんがく」は、八潮市を拠点に活動する音楽グループで、子どもから大人まで幅広い世代に音楽の楽しさを届けています。
童謡や合唱曲を中心に、クラシックやオリジナル曲の演奏も手がけ、地域のイベントや学校・公共施設でのワークショップ、コンサートなどを多数実施。
八潮市の音楽大使としても活動しており、「音楽を通じて人と人をつなぐ」ことをテーマに、市民参加型の音楽活動を精力的に展開しています。