公安調査庁の報告に基づき、八潮市内に複数の関連施設や信徒の存在を確認

つくばエクスプレス 八潮駅
埼玉県は、公安調査庁長官に請求していたオウム真理教団(主流派「アレフ」および上祐派「ひかりの輪」)に関する調査結果を受理し、令和7年8月26日に公表しました。
調査結果は、令和7年5月に同教団から公安調査庁へ提出された「第102回報告書」に基づくもので、埼玉県内の構成員や施設の状況が明らかにされています。
県内の信徒数については、主流派「アレフ」に属する出家信徒が45名、在家信徒が14名確認されており、上祐派の信徒は在家信徒3名にとどまりました。
また、施設については八潮市内に「八潮大瀬施設」「八潮伊勢野施設」が所在し、活動拠点や会員の住居として利用されていることが示されています。さらに、越谷市内にも「北越谷施設」が確認されており、県内で複数の施設が活動に供されている実態が明らかとなりました。
収益事業については、県内で主流派が1件を運営している一方、上祐派の活動は確認されていません。
県は、公安調査庁が公表する情報を県ホームページで随時発信しており、市民に向けて注意喚起を続けています。詳細は埼玉県公式ホームページ(オウム真理教関連情報)で確認できます。