八潮市中央1丁目付近で発生した道路陥没 下水道・雨水管の仮復旧が進む中、地域住民への支援も継続
令和7年1月28日、八潮市中央1丁目の県道付近で発生した道路陥没事故は、中川流域下水道管の破損が原因とみられています。
この事故により、地域住民には多大なご不便とご不安をおかけしており、埼玉県下水道局は改めて深くお詫びを表明しています。
現在、事故現場では下水道や雨水管の仮復旧工事が順次進められています。7月から8月上旬にかけては、「仮排水管によるバイパス工事」、「下水管渠の仮復旧工事」、「雨水管の仮復旧工事」などが計画されており、地盤改良や埋め戻し作業も並行して行われる予定です。天候や施工状況によっては工程に変更が生じる可能性もあるとのことです。

中川流域下水道の破損による陥没事故 復旧工事が段階的に進行中
また、陥没に伴って破損した雨水排水管(大正第一幹線)については、応急対応として別ルートへの排水を実施した後、台風などの豪雨への備えも考慮した上で、下流の既設排水管への再接続工事を完了。これにより、排水機能の一部回復が確認されています。
事故に伴う心身の不調を抱える市民への対応として、八潮市立保健センターでは保健師による健康相談を電話・窓口・訪問で随時実施しています。ひとりで悩まず、まずは相談窓口への連絡を呼びかけています。
今後も、復旧に関する情報は「かわら版」を通じて毎月10日と25日に提供されるほか、埼玉県下水道局のホームページでも随時更新されています。現場では地域への影響を最小限に抑えるよう細心の注意を払いながら、1日も早い完全復旧に向けた努力が続けられています。