花咲徳栄・春日部共栄・叡明ら実力校が順当に勝ち上がる中、公立校の快進撃も光る展開に

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第107回全国高等学校野球選手権埼玉大会は、第3回戦までの日程が終了し、続く4回戦へと駒を進める32校が出揃いました。大会は早くも波乱の展開を見せ、今春の県王者で“本命”と目されていた浦和学院が、県立の滑川総合に敗れるという衝撃の結果となりました。
一方、南部地区の強豪公立校同士の対戦となった大宮東vs川口市立の試合では、大宮東が5対2で勝利し、力強く4回戦へ進出しました。ノーシードからの巻き返しを図る昌平は、三郷北を相手に11対1(5回コールド)で圧勝。昨夏8強の浦和麗明も、越谷西に13対0(5回コールド)と圧倒的な力を見せつけました。
さらに、聖望学園は春日部東に9対0(7回コールド)で快勝。山村国際も慶応志木を9対1(7回コールド)で退け、順調に勝ち上がっています。Aシードの叡明は狭山経済を11対2(7回コールド)で下し、Bシードの川越東も川越南に11対1(6回コールド)で完勝。市川越は15対7で豊岡との打撃戦を制しました。
そして、4回戦は7月19日(土)に各地で開催され、以下の注目カードが予定されています。
【4回戦予定(7月19日)】
- 伊奈学園 vs 本庄東
- 埼玉平成 vs 松山
- 大宮東 vs 西武台
- 川越工 vs 川越東
- 滑川総合 vs 浦和実
- 狭山ヶ丘 vs 越ヶ谷
- 花咲徳栄 vs 昌平
- 大宮北 vs 浦和西
- 浦和 vs 上尾
- 市浦和 vs 山村国際
- 熊谷商 vs 山村t学園
- 川越 vs 西武文理
- 市川越 vs 春日部共栄
- 星野 vs 早大本庄
- 浦和麗明 vs 聖望学園
- 細田学園 vs 叡明
※試合順不同
公立校の躍進、シード校の貫禄、そして続く夏のドラマ。高校球児たちの熱戦から目が離せません。