草加市が全国初の新事業「わがままハウスプロジェクト」を始動

空き家・空き店舗に新たな息吹を “想い”と“ニーズ”をつなぐ、草加流まちづくりの挑戦

全国初の新事業「わがままハウスプロジェクト」始動

全国初の新事業「わがままハウスプロジェクト」始動

お隣の草加市で興味深い事業がスタートいたしましたので、ご紹介致します。

埼玉県草加市は、空き家や空き店舗などを活用した全国初の新事業「わがままハウスプロジェクト」を2025年7月より本格始動いたしました。本プロジェクトでは、通常の不動産取引ではなかなか流通しづらい“手放したくない物件”に焦点を当て、オーナーのこだわりや想いを尊重したまちづくりを推進。

たとえば「このドアだけは残してほしい」「一部屋だけは荷物を置いたままにしたい」など、物件に込められた個人的な条件や感情を“わがまま”として登録。そのうえで、条件に合う借り手や買い手をマッチングする新たな試みです。

これまで流通に出ていなかった物件などを「わがままハウス」と名付けマッチング

これまで流通に出ていなかった物件などを「わがままハウス」と名付けマッチング

このプロジェクトは、草加市が10年にわたって進めてきた「リノベーションまちづくり」の発展型として位置づけられており、今回、住宅政策課と産業振興課が初めて連携。市内全域に対象を拡大し、空き家・空き店舗の有効活用とまちの価値向上を目指します。

地域課題を解決し、まちの魅力向上へ発展

地域課題を解決し、まちの魅力向上へ発展

さらに従来の「空き家バンク」は、新たに「わがままバンク」としてリニューアルされ、空き家や店舗に限らず、マンションの空室や空き地も登録可能に。物件情報をインターネットで公開し、広く利活用希望者を募る体制も整備されています。

特徴的なのは、物件の使い方に対するオーナーの「想い」も登録できる点です。たとえば「地域の子どもたちのために使ってほしい」「カフェやパン屋を開いてほしい」といった希望に応じた利活用を提案し、地域の担い手と結びつける仕組みを構築しています。

プロジェクト名にある「わがまま」は、「我が(自分の)まま」=“自分らしさを大切に”というポジティブな意味で再定義されており、多様性を重視する現代にふさわしい草加市ならではの先進的な取り組みです。

空き家対策とまちの魅力向上を両立させるこのプロジェクトは、草加市発の新しい社会的価値創出のモデルケースとして、今後全国の自治体から注目されることが期待されます。

リノベーションまちづくり

リノベーションまちづくり 参考例

【問い合わせ・申込先】
草加市役所 住宅政策課
電話:048-922-1798
メール:jutakuseisaku@city.soka.saitama.jp
詳細:https://www.city.soka.saitama.jp/cont/s1806/PAGE000000000000082842.html

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