交通規制で損失を受けた事業者に補償、住民の健康被害にも個別対応へ

事故付近の工事現場の様子
2025年1月に埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故をめぐり、県は5月18日、周辺住民に向けた説明会を開催しました。事故ではトラックが道路の陥没に巻き込まれて転落し、運転していた74歳の男性が亡くなりました。
このたびの説明会では、事故後に実施された復旧工事や交通規制によって経済的な損失が生じた周辺事業者に対し、県として補償を行う方針が示されました。また、住民から寄せられた健康面などの影響に関しても、個別の相談に応じる姿勢を明らかにしました。
会場では、事故発生から約4か月が経過した現在も続く影響に対する不安や要望が多く寄せられ、県は丁寧な対応を重ねていくとしています。
県は今後、引き続き関係機関と連携しながら、事故の再発防止と周辺地域の安全確保に努めるとしています。