埼玉高速鉄道「岩槻延伸」へ前進!県と市が国に共同要望、実現に向け新たな動き

浦和美園〜岩槻間の鉄道延伸に県知事・さいたま市長が国土交通大臣へ直接要望。交通利便性向上とまちづくりの鍵を握る重要プロジェクト

左から 西田 実仁参議院議員、大野 元裕埼玉県知事、清水 勇人さいたま市長、中野 洋昌国土交通大臣、古川 俊治 参議院議員、矢倉 克夫参議院議員 埼玉県公式サイトより

皆さんは、埼玉高速鉄道線(地下鉄7号線)延伸についてご存じですか?

もしかすると、八潮市やその周辺にお住まいの方には、まだあまり馴染みのない話題かもしれません。ですが、実はこの鉄道延伸計画が進めば、私たちの暮らしにも思わぬ形で影響をもたらす可能性があります。

現在、埼玉高速鉄道線(地下鉄7号線)は東京メトロ南北線と直通し、都心と埼玉県東南部をつなぐ重要な路線です。その終点「浦和美園駅」から、さらにつながる形で岩槻駅までの延伸(約7.2km)が計画されています。

延伸区間には、臨時駅「埼玉スタジアム駅」、中間駅、そして終点となる岩槻駅が設けられる予定です。

埼玉高速鉄道線の延伸ルート案

埼玉高速鉄道線の延伸ルート案 さいたま市公式サイトより

この延伸が実現すると、これまで都心と結びつきの薄かった岩槻地域が東京と直結され、沿線の利便性が大きく向上します。さらに注目すべきは、今回の動きが2025年4月14日(月)に、埼玉県とさいたま市が国土交通省へ共同で延伸実現を要望したという点です。

国土交通大臣室で行われたこの要望には、大野元裕 埼玉県知事や清水勇人 さいたま市長が出席し、中野洋昌 国土交通大臣に対して、早期の事業化と安定的な予算確保、現実的な支援を強く訴えました。要望には、複数の参議院議員も同席し、地域一丸となっての後押しが感じられる内容でした。

埼玉高速鉄道の延伸によって南北線経由のルートがよりアクセスしやすくなる可能性があり、通勤・通学の選択肢が広がることにもつながります。

鉄道延伸に合わせて周辺のまちづくりも進められており、特に中間駅周辺では「地下鉄7号線中間駅まちづくり方針」が策定されています。これは単なる鉄道の延長ではなく、「まちの未来図」を描く大きなプロジェクトとして進行中なのです。

さいたま市や県の中心部の話に思えるかもしれませんが、数年後には「自分ごと」になる可能性も。ぜひこの機会に、鉄道延伸の動きを注目してみてはいかがでしょうか。

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