中川流域下水道管の破損が原因か、通行規制とともに約120万人に影響
本日1月28日午前10時頃に起きました埼玉県八潮市の県道松戸草加線・中央一丁目交差点内で道路陥没事故。
埼玉県が発表した17時のリリースによると、この陥没は中川流域下水道管の破損が原因とみられ、走行中の2トントラックが陥没箇所に転落する被害が出ています。
事故の詳細
事故が起きたのは八潮市中央一丁目の交差点付近で、陥没は直径約9~10メートル、深さ約5メートルに及びます。
現在、救助活動が進められており、負傷者の詳細については調査中です。この影響で現場周辺の道路は通行規制が行われています。
下水道使用制限が広範囲に影響
陥没に伴い下水道管の閉塞が疑われるため、八潮市を含む埼玉県内の複数市町(さいたま市岩槻区、川口市東部、春日部市、草加市、越谷市、蓮田市、幸手市、白岡市、伊奈町、宮代町、杉戸町)の住民に対し、洗濯やお風呂の使用を控えるよう呼びかけられています。
この使用制限は約120万人に影響を及ぼす見込みです。
埼玉県の今後の対応
埼玉県では、事故の原因究明と応急復旧工事に向けた計画を進めるとともに、同様の下水道管の緊急点検を実施する方針です。また、通行規制の解除時期については現時点で未定とされています。
問い合わせ先
- 流域下水道管の管理について
埼玉県 下水道局 下水道事業課
電話: 048-830-5453 - 県道松戸草加線の道路管理について
埼玉県 県土整備部 道路環境課
電話: 048-830-5101
被害者の安否や復旧作業の進展など、さらなる情報が入り次第お伝えします。住民の皆様には引き続きご注意いただくようお願い申し上げます。