感染者数が警報基準を突破。予防策を守り、大切な人を守りましょう。
埼玉県保健医療部感染症対策課は、第51週(令和6年12月16日~22日)のインフルエンザ感染者数が国の警報基準を超えたことを受け、流行警報を発令しました。1医療機関あたりの報告数は51.06人で、川口市保健所や南部保健所などを中心に多くの感染報告が上がっています。この数値が警報基準の30人を超えるのは昨年12月以来のことです。
感染予防の基本を再確認
インフルエンザは飛沫感染によって広がるため、予防が重要です。咳エチケットや手洗いの励行、適切な湿度(50~60%)の保持、そして十分な休養とバランスの取れた食事が効果的とされています。また、年末年始の帰省や初詣などの行事では、人との接触が増えるため、体調管理を怠らず、感染拡大を防ぐ基本対策を守りましょう。
インフルエンザの症状と注意点
インフルエンザに感染すると、38℃以上の発熱や全身の倦怠感、頭痛、筋肉痛などが急激に現れるのが特徴です。特に乳幼児では急性脳症、高齢者や免疫力が低下している方では肺炎を伴うことがあり、重症化のリスクが高まります。
感染が疑われる場合は、早めの医療機関受診と十分な休養を心がけましょう。家庭内で感染を広げないために、マスクの着用や手洗いの徹底も重要です。
ワクチン接種でさらなる予防を
インフルエンザワクチンは、感染予防だけでなく重症化を防ぐ効果も期待されています。まだ接種がお済みでない方は、早めの対応をおすすめします。
詳細情報は公式サイトで
埼玉県感染症情報センターや厚生労働省の公式サイトでは、最新の流行状況や予防情報が公開されています。身近な情報源を活用し、インフルエンザの流行を乗り切りましょう。
問い合わせ先
感染症に関するご質問は、埼玉県感染症対策課までお問い合わせください。
- 直通電話番号:048-830-7330
- メール:a3510-17@pref.saitama.lg.jp
感染予防の徹底が、あなた自身と大切な人の健康を守るカギです。年末年始を健康に過ごすために、今一度感染対策を見直しましょう!