八潮市、遅れた新設小学校の工事契約を締結—2027年春に開校予定

入札不調による2年遅れも、ようやく着工へ—資材高騰が影響

新設小学校の整備

新設小学校の予定イラスト

八潮市は、垳エリアに新設される市立小学校(名称未定)の建設工事について、8月30日にさいたま市などの業者3社とおよそ56億7000万円で契約を締結したことを発表しました。これにより、2027年春の開校に向けた準備が本格的に動き出します。

この小学校の建設計画は、当初の予定よりも2年遅れて進行しており、工事の着工が大幅に遅れていました。昨年秋に行われた一般競争入札では、すべての参加業者の入札価格が予定価格を上回り、さらに今年春には機械設備工事に参加する業者がなく、入札が成立しなかったため、工事の進行が大きく停滞していました。こうした遅延の背景には、資材価格の高騰が影響していると考えられています。

八潮市教育委員会は、これ以上の遅れが児童や保護者に悪影響を及ぼすとして、一般競争入札から任意の企業を指名する「随時契約」方式に変更、見積額が予定価格を下回った業者と契約を締結し、着工の見通しが立った形です。

工事は今年10月頃に着工される予定で、約50年ぶりとなる市内新設小学校の開校が2027年春に実現する見通しです。地域の教育環境が大きく変わることが期待されています。

 

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