ヤシオスタン発祥の地で楽しむ、地元密着の「カラチの空」
さあ、やっとここに来ましたよ。八潮市中央に位置する、「カラチの空」と呼ばれるパキスタン料理の聖地。地元八潮の方にはおなじみのその名前、実は私も初めての訪問です。メディアで取り上げられるほどの有名店だけど、「行ったことがない」という声も多いはず。それでは、初めてのドアを開けてみましょう。
お店の中はこんな感じ。
シンプルで落ち着いた雰囲気の店内。家庭的な雰囲気が漂っています。タモリ倶楽部で取り上げられた際のタイトルテロップが目に入ります。メディアで紹介された写真や有名人のサインが飾られ、ここが「ヤシオスタン」の発祥地であることを実感します。
そして、オーナーのザヒット・シャベイドさん。テレビで見かけるままの風貌で、日本語も流暢。初めての訪問者にも親しみやすく案内してくれます。
こちらがグランドメニュー。
正直、パキスタン料理初心者には戸惑うメニュー。しかし、心強いことにメインメニューに沿った写真付きのメニューファイルも用意されています。それでも迷ったら、オーナーおススメのメニューが掲示されているので、安心して選べます。
オーナーが丁寧に教えてくれます。辛いもの、辛くないもの、などなど。
こちらのお店ではよく「ビリヤニ」がメディアに取り上げられることが多いので、あえてそこは外して、当日のオーナーおススメのものをチョイスしてみました。
この日はオーナーおすすめの「ハリーム」をチョイス。
「ハリーム」は羊肉と豆をトロトロに煮込むカレーで、ペースト状の驚くほどなめらかなテクスチャー。今年の「行列のできる相談所」で優勝した逸品で、辛さはありつつも食べやすい味わい。チャパティやナンにのせて食べると、辛味も程よくマイルドに感じます。
金土日限定だった「ハリーム」も、その人気から通年提供されているそうです。
そして、「マトンコルマ」。
こちらも羊肉のカレーで、トマトソースベースのパキスタンの代表的な一品。骨ごとゴロゴロとした羊肉が特徴で、こちらも辛さを感じる美味しさ。チャパティとの相性は抜群。
ハリームも日本人受けするらしいですが、こっちのがなんとなく食べ慣れた感じで、個人的にはこっちのが好きかなー。骨付き肉も美味い、
そういえば、実はチャパティって、知ってはいたんですけど、食べるのは初めてなんです。伺うインド料理屋さんはほとんどがナンかライスだったので、非常に新鮮な感覚。
生姜やレモン、青唐辛子などの薬味でアレンジ。特に生姜が絶妙なハーモニーを奏で、思わず完食。
まあでも、結局やっぱり辛いカレーでしたので、そんな話をしていたら、オーナーから自家製ヨーグルトを頂きました。ほんとありがたい。
このままで食べても美味しいですけど、カレーと一緒に食べてもやっぱり美味しかったです。っていうかラッシーとか頼めばよかった。お店ではたくさんのメニューが楽しめるので、お気に入りを見つけるのも一興です。オーナーの丁寧な説明もあり、初めての方でも安心して楽しめます。
「八潮市内で情報サイトやってるんです」とお伝えすると、ステッカーをおもむろに入口扉のど真ん中に貼ってくれました。なんかすみません!!。すごくうれしいです!!。
伺った際は是非一緒に写真撮ってくださいw。
元々周辺に住む現地人のためのお店で、日本人に忖度しない本格的なパキスタン料理を食べれるということで、マニアに発掘され、今や有名店となったお店「カラチの空」。ちなみに「カラチ」とはパキスタン最大の都市の名前。八潮市には以前からパキスタン・カラチ出身の方が多く住んでいたこともあって、この場所で故郷の空を思い出せるようにこの名前が付けられたそうです。
ぜひ一度足を運んで、八潮市で味わうことのできるパキスタンの美味を楽しんでみてください。
つたないレポートで恐縮ですが、少しでも参考になれば幸いです。
いやーほんと、やっと伺うことができて感無量です。ごちそうさまでした!!。
<Hacchinさん>
「やしおん」運営代表。ずっと八潮の人。30年近くネットの世界にいて20年以上ネットマーケティングやWEBの世界にいます。現在は小さなゲーム会社の管理部長やってます。BBQインストラクター資格。強面ですが下戸なんです…。