潮止中学校吹奏楽部の演奏と、壮絶な半生を乗り越えた坂本氏の実体験に基づく講演で、再犯防止や更生支援への理解を深めます

「第75回 社会を明るくする運動」八潮市
令和7年7月5日(土)、八潮市中央一丁目にある「八潮メセナ」にて、「第75回 社会を明るくする運動」地域啓発イベントが開催されます。
この運動は、犯罪や非行を防ぎ、罪を犯した人や非行に走った少年たちの更生について、すべての国民が理解を深め、明るく安心できる社会を築いていこうという全国的な取り組みです。法務省の主唱により昭和25年から始まり、今年で75回目を迎えました。
この活動の大きな目的は、地域社会全体で再犯防止や更生支援に取り組み、立ち直ろうとする人々に希望を与えることです。市民一人ひとりが「支える側」としての意識を持つことが、犯罪のない社会の実現に繋がるとされています。
八潮市では今回、地域住民への理解促進を図るため、以下のプログラムを実施します。

「第75回 社会を明るくする運動」法務省イメージポスター
【開催概要】
- 日 時: 令和7年7月5日(土)13時30分~15時50分(受付開始:13時00分)
- 会 場: 八潮メセナ 2階 集会室(八潮市中央一丁目10番地1)
- 定 員: 事前申込不要、どなたでも参加可能
- 参加費: 無料
【当日プログラム】
- オープニングセレモニー:13時30分~13時55分
- 潮止中学校吹奏楽部による演奏:14時10分~14時40分
- 講演(坂本博之氏):14時50分~15時50分
※テーマ「どうしようもない状況からどう乗り越えて来たのか、絶望から希望へ」
また、イベント終了後の17時30分~18時00分には、草加駅街頭にて啓発物資の配布も予定されています。
【講師紹介】

坂本 博之(さかもと ひろゆき)氏
坂本 博之(さかもと ひろゆき)氏
元プロボクサー・日本ライト級チャンピオン。1970年福岡県生まれ。幼少期に両親の離婚や虐待を経験し、児童養護施設で育つ。21歳でプロデビューを果たし、数々の名勝負を経て、日本チャンピオンに。現在は「こころの青空基金」理事として、非行少年や困難を抱える若者たちの支援活動を行い、全国各地で講演活動を展開しています。
この取り組みは、草加保護区保護司会、八潮地区更生保護女性会、八潮市、埼玉県、更生保護法人埼玉県更生保護協会など多くの団体の協力のもと行われています。誰もが互いに理解し支え合う社会を築く第一歩として、多くの市民の参加が期待されています。