【八潮市】創業50年を迎える老舗「うなぎ小倉」。八條のまちで半世紀、変わらぬ味と人情を守り続ける一軒

1976年創業。国産うなぎにこだわり、地域とともに歩んできた「うなぎ小倉(こくら)」が迎えた節目の年

【八潮市】創業50年を迎える老舗「うなぎ小倉」。八條のまちで半世紀、変わらぬ味と人情を守り続ける一軒

Hacchinさんです。こんにちは。長年ずっと伺いたかったお店に、やっと伺うことができました。

八潮市八條、広瀬病院の向かいにある路地を少し入った先に、ひっそりと長年このまちを見守ってきた老舗のうなぎ店があります。「うなぎ小倉」。ご存じの方も多いのではないでしょうか。

読み方は「おぐら」ではなく、「こくら」。この名前とともに、地域の人たちの記憶に深く刻まれてきた一軒です。

【八潮市】創業50年を迎える老舗「うなぎ小倉」。八條のまちで半世紀、変わらぬ味と人情を守り続ける一軒

同店は1976年創業。2026年2月で、節目となる創業50年を迎えます。開業当時、ご主人の木下さんは20代後半。若くして暖簾を掲げ、八條の地で料理人としてのご自身の城と人生をスタートさせました。

今回訪れたのは、まだお客さんの少ない早い時間帯。落ち着いた店内で、料理が出来上がるのを待ちながら、創業当時の話や、この街の移り変わりについて、ゆっくりと話をうかがうことができました。

「昔の八條は、本当に賑やかでしたよ」と語るご主人。周辺には商店や飲食店が立ち並び、人の流れも多かったそうです。時代の流れとともに街の風景は変わりましたが、「それでも、ここで続けてこられたのは地域の方のおかげ」と、感謝の言葉を何度も口にされていました。

【八潮市】創業50年を迎える老舗「うなぎ小倉」。八條のまちで半世紀、変わらぬ味と人情を守り続ける一軒

こちらが厨房。ご夫妻がせわしなくお仕事されています。

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当日はカウンターに座らせていただきましたが、漂う鰻の香りに一層期待が広がります。

店内は、カウンター席と小上がりの座敷席が中心。奥には座敷もあり、かつては宴会で賑わうことも多かったそうです。ただ現在は、ご主人の体調を考慮し、大人数での宴会は控えられているとのこと。

近年までは休日もほとんど設けず営業を続けてきましたが、体調を崩されたことをきっかけに、昨年から月曜・火曜を定休日とするようになりました。長年無理を重ねてきたからこその、ようやくの休息でもあります。

【八潮市】創業50年を迎える老舗「うなぎ小倉」。八條のまちで半世紀、変わらぬ味と人情を守り続ける一軒

小上がりの座敷席。4テーブル程。

【八潮市】創業50年を迎える老舗「うなぎ小倉」。八條のまちで半世紀、変わらぬ味と人情を守り続ける一軒

こちらが奥座敷。以前は大勢の宴会設けていましたが、近年は控えられているそうです。数名で落ち着いて食事される際はこちらをお借りするのが良いかも。

「うなぎ小倉」の看板は、もちろん鰻料理。ですが天ぷらや焼き魚なども揃っており、居酒屋として気軽に利用する常連客も多いのが、この店の特徴です。

鰻料理の価格は、かば焼きが並2,400円、上2,900円。うな重は並2,500円、上3,000円。昨年、原材料費の高騰によりやむなく価格改定を行ったものの、鰻専門店としては、他店に比べても良心的な価格を維持しています。

【八潮市】創業50年を迎える老舗「うなぎ小倉」。八條のまちで半世紀、変わらぬ味と人情を守り続ける一軒

鰻の他にも、天ぷらや焼き魚など、メニューは豊富。

【八潮市】創業50年を迎える老舗「うなぎ小倉」。八條のまちで半世紀、変わらぬ味と人情を守り続ける一軒

この日はおススメで「あんこう鍋」なども。

使用している鰻は国産のみ。時折、「外国産ですか?」と聞かれることもあるそうですが、こだわりをもって国産のもののみを使用されているそうです。「自宅でやってますからね。儲けはあまり考えてません」と、笑顔で語るご主人の言葉が、この店の姿勢を物語っています。

【八潮市】創業50年を迎える老舗「うなぎ小倉」。八條のまちで半世紀、変わらぬ味と人情を守り続ける一軒

「日本鰻協会」のポスター。「国産鰻」を使っている目印だそうです。

この日は、上うな重を注文しました。創業当初は、味の安定に苦労した時期もあったそうですが、長年の積み重ねによって、今では“これが小倉の味”と胸を張れる一品に。

【八潮市】創業50年を迎える老舗「うなぎ小倉」。八條のまちで半世紀、変わらぬ味と人情を守り続ける一軒

見るからにシズル感漂う「うな重」。つけあわせはお新香と肝吸いとシンプル。もうあっという間になくなりました!!笑

ふっくらと蒸しあげ、焼き上げられた鰻は、箸を入れるとすっとほぐれ、甘すぎず辛すぎない絶妙なタレがご飯とよく合います。派手さはないものの、最後まで飽きずに食べ進められる、忖度なしに、まさに老舗ならではの味わいでした。

居心地の良さも相まって、つい時間を忘れて長居してしまうのも、この店の魅力のひとつ。テイクアウトにも対応しているそうなので、自宅でゆっくり味わいたい方は相談してみるのもよさそうです。

現在は、ご子息も都内で料理人として腕を振るう料理一家。半世紀という長い年月を、この八條の地で積み重ねてきた「うなぎ小倉」は、これからも変わらず、地域の人たちの“いつもの店”として暖簾を守り続けていきます。

節目の年にあらためて味わいたい、半世紀続く老舗のうなぎ。その一杯には、時間と人情が静かに染み込んでいました。

実はあまりこういった取材はほとんど受けられていないんだそうです。ご無理申し上げて申し訳ありません。「うなぎ小倉」のみなさん、お忙しいところご対応頂きましてありがとうございました。これからちょくちょく伺わせていただきます!!笑

うなぎ小倉

所在地:埼玉県八潮市八條2835−10
電話番号:048-995-6595
営業時間:17時00分~21時00分
定休日:月・火
支払方法:現金決済のみです
駐車場:店先に3台程

「やしおん」ではこういった街のお店をご紹介させていただきます。自薦他薦問わず!! 皆様の情報をおまちしております。

 


<Hacchinさん>

hacchin「やしおん」運営代表。ずっと八潮の人。30年近くネットの世界にいます。長年ベンチャー企業でエンタメ業界や株式公開など色々と荒波にもまれ、現在本職は小さなゲーム会社の管理部長。BBQインストラクター資格。ガンプラ熱再び。

うなぎ小倉

所在地・電話番号  埼玉県八潮市八條2835−10
048-995-6595
営業時間・定休日 17時00分~21時00分
定休日 月・火
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その他 支払方法:現金決済のみです
駐車場:店先に3台程

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