「話せる・試せる・飲める・買える」を体感、酒造との対話で地酒の魅力を再発見
2025年8月22日(金)と23日(土)の二日間、八潮市のフレスポ八潮を会場に「フレスポ八潮日本酒祭」が初開催されました。
コンセプトは「話せる」「試せる」「飲める」「買える」。埼玉県内各地から酒蔵が集まり、地元酒ファンにとって貴重な出会いの場となりました。
会場では、小山本家酒造、佐藤酒造店、権田酒造、釜屋、松岡醸造、窪田酒造、晴雲酒造、矢尾本店といった県内の酒蔵がブースを構え、試飲即売会を実施。生産者から直接酒造りへの想いやこだわりを聞きながら、来場者は実際に味や香りを確かめ、自分好みの一本を購入していました。その光景は「地酒との一期一会」を象徴するかのようで、多くの日本酒ファンの笑顔が印象的でした。
また、同じ日に至近のやしお駅前公園で「八潮夜市」も開催され、両イベントをはしごする人々で賑わい、街全体が祭りのムードに包まれました。結果として、2日間で延べ1,600名を超える来場者を記録。八潮市や埼玉県東部地区ではこれまでにない規模の試みとなり、次回開催を望む声も多く寄せられました。
主催者からは「酒蔵との会話を通して、普段の一杯が特別な一杯になったのでは」とのコメントも。さらに、今回販売された地酒は今後、会場となったフレスポ八潮内のカスミでも取り扱い予定とのことで、イベント後も地元の味を楽しめるようになります。
埼玉の酒蔵と消費者をつなぐ新しい交流の場として幕を開けた「フレスポ八潮日本酒祭」。八潮から始まったこの取り組みが、地酒文化のさらなる広がりにつながっていくことが期待されます。
出店の酒蔵の皆様、おつかれさまでした!!

主催の大久保屋酒店 公式Instagramより
<Hacchinさん>
「やしおん」運営代表。ずっと八潮の人。30年近くネットの世界にいます。長年ベンチャー企業でエンタメ業界や株式公開など色々と荒波にもまれ、現在本職は小さなゲーム会社の管理部長。BBQインストラクター資格。ガンプラ熱再び。