大原親睦会主催、住民の努力と思いが詰まった夏の恒例行事に市長も参加
2025年7月25日、八潮市大原地区で活動する「大原親睦会」主催の「朝顔コンクール」が開催されました。この催しは、地域住民の親睦を深めることを目的に長年続けられている、夏の風物詩ともいえる行事です。
大原親睦会は、町内のボランティア活動や地域交流を目的に結成された団体で、かつては100名近くいた会員も、現在は30名弱に。それでも変わらず活発に活動を続けています。
今年45回目を迎える「朝顔コンクール」は、同会会員及び美原会(大原地区の老人会)会員が、配布される赤と青の朝顔の苗を、5月から育てて花を咲かせるというシンプルなルールのもと行われます。
特別な審査基準はなく、育てた朝顔を持ち寄って見比べ合う、和やかで温かみのある催しです。この取り組みは40年以上も続いており、地域の伝統として根付いています。

この日はボランティア活動を実施後にコンクールがおこなわれました。

この炎天下が続く中で、育てるのもかなり大変だったようです。毎日の水やりに皆さん苦労されていたようです。

それぞれの参加者が丹精込めて育てた30鉢の朝顔がずらりと並びます。
当日は、町内清掃と親睦会の定例会を終えた後、大原公民館に育てられた朝顔がずらりと並べられました。
会場には大山市長や町会長なども参加し、会員の投票により、一位から三位までの入賞者のほか、会長賞・町会長賞・市長賞などの表彰が行われました。
さらに、花を咲かせられなかった方にも「ぜひ持ち込んで」との呼びかけがあり、努力を称える意味を込めた賞が贈られるという粋な配慮もありました。コンクール終了後には懇親会も開かれ、会員同士の交流も深まりました。

ずらりと並んだ朝顔を皆さんじっくりと評価していきます。

コンクール1位 菅野純夫さ

コンクール2位 佐竹喜代香さん

コンクール3位 小倉孝義さん

町会長賞 吉田豊さん

市長賞 丹内セツ子さん

会長賞 丸山幸子さん
毎年続けられるこの行事は、シンプルながらも地域の結びつきを感じさせる貴重な機会です。表彰の際の皆さんの楽し気な笑顔が印象的でした。
今後もこの美しい朝顔の輪が、さらに多くの人の心をつなぐ存在となっていくことを願います。
<Hacchinさん>
「やしおん」運営代表。ずっと八潮の人。30年近くネットの世界にいます。長年ベンチャー企業でエンタメ業界や株式公開など色々と荒波にもまれ、現在本職は小さなゲーム会社の管理部長。BBQインストラクター資格。ガンプラ熱再び。