地域の若き才能が集結、レジスタFCが見事連覇を果たす
2024年4月6日、中川やしおスポーツパークは熱気に包まれました。
八潮青年会議所が主催する第3回JCカップ少年少女サッカー大会が開催され、地元八潮市をはじめ、三郷市や春日部市から熱い情熱を持った4チームが集結。
JCカップは、公益社団法人日本青年会議所が中心となって開催される全国規模のサッカー大会。
優勝チームには埼玉ブロック、関東地区、全国大会、そしてアジア大会へと続く道が開かれています。そのため、参加する各チームはこの大舞台に向けて、一層の緊張感と期待を胸に試合に臨みました。
大会に先立ち、青年会議所の大橋真也氏からの開会挨拶に加え、特別ゲストとして、大山八潮市長と、日本サッカー界のレジェンド、金田喜稔氏が登場。
金田氏は、日本代表歴代最年少得点ゴール(19歳119日)として今もこの記録は保持されています。
大学卒業後、日産自動車株式会社サッカー部(現・横浜マリノス)でも中心選手として活躍し、国内タイトル7冠獲得に貢献。国際Aマッチ58試合に出場。
現役引退後はサッカー教室の開催やサッカー解説者を務め、2010年より日本サッカー名蹴会の会長に就任。
現在いわきFCシニアアドバイザー、一般財団法人日本スポーツ振興会理事を務められています。試合の合間には、選手たちにアドバイスを行うシーンもありました。
試合開始前には、大山、金田両氏のゴールキックから大会がスタートしました。
参加チームは「レジスタFC」「八潮メッツジュニアサッカークラブ」「ペラーダジュニアーズ」「FC Gois YANAKA」、それぞれ小学5年生の選手たちが日頃の成果を披露しました。
JCカップのユニークな特色として、試合後に行われる「アフターマッチミーティング」があります。
近年では高校野球等でも用いられているこの手法は、対戦チーム同士がグラウンド中央で集まり、互いの健闘を称え合うというもの。この文化は、競技者同士が相手を敵ではなく、尊敬すべきライバルとして捉え、相互理解と友情を深める大切な場となっています。
今回の大会では、レジスタFCが見事に連覇を成し遂げ、準優勝にはFC Gois YANAKが輝きました。
レジスタFCはこの勝利を糧に、6月に行われる埼玉ブロック予選大会への出場権を獲得し、さらなる高みを目指します。
地域社会を背景に、若きサッカー選手たちが夢と情熱を追い続ける姿は、見るものに大きな感動を与えました。
これからも彼らの活躍に期待し、熱いエールを送り続けていきたいと心から思えます。
<Hacchinさん>
「やしおん」運営代表。ずっと八潮の人。30年近くネットの世界にいて20年以上ネットマーケティングやWEBの世界にいます。
本職は小さなゲーム会社の管理部長。BBQインストラクター資格。強面ですが下戸なんです。