「市内の隠れた名所!昔懐かしい思い出と最新の教習事情をご紹介
こんにちは。運営代表のHacchinさんです。
市内の企業やお店などを、不定期にご紹介しておりますレポートシリーズでございますが、今日伺ったのはこちらでございます。
八潮自動車教習所。
この教習車ご覧になった方も多いですよね。市内に教習所があったことをご存じなかった方がもしもいらっしゃれば、これから通おうかなと思ってらっしゃる方のご参考にしていただけますと幸いです。
実は私もここの卒業生でして、当時の目線からのお話となってしまいますが、ご勘弁ください。
場所は八潮市木曽根。このエリアは中小の製造会社さんが数多くある工業エリアなのですが、その中に位置しています。本来なら市内有数のランドマークとなるべきところなんですけどねー。
けやき通りや、首都高6号線の下道からもほど近いのですが、ちょっと入り組んだ場所にありますので、初めて伺う方はご注意ください。
これ、Googleの航空写真なんですけど、こうしてみるとホントに工業エリアなんだなと理解できます。
そんなわけで、八潮自動車教習所ってどんなところなのか、ちょっとご紹介させていただきます。
1976年に設立、すでに50年以上の歴史のある自動車教習所で、これご覧いただいている方含めて、たくさんの市内外の方がお世話になっているのでは。
市内もつくばエクスプレスの開通や、公共バスやコミニュティサイクルなどが普及したこともあって、移動手段も増えましたけど、エリアによってはまだまだ自動車がないと不便なことも多く、市内に転居されてくる方で、転居後に免許を取得される方も多いと伺っています。
確かにカーシェアリングも市内に多くになりましたからね。持ってて損はないのかも。
こちらの教習所では、いつのまにか自動二輪の教習もおこなわれるようになったのですが、コロナ渦の時期には、自動二輪の講習希望者が相当殺到したそうです。噂には聞いてましたが、そんなだったとは。
今でも予約が取りずらい状況が続いているようです。昨今の二輪車ブームすごいですからねえ。
今回案内していただいたのは、こちらの教習所の事務長を務められています中島さん。よろしくお願いします!!
みなさん「やしおん」ご覧いただいているみたいで、ありがたい限り。
伺ったのが2月29日。この時期は学校の卒業を控えた方々の受講がもっとも多い繁忙期。そんなときに伺ってしまって恐縮です。
確かに送迎用のシャトルバスからも大勢の生徒さんがいらっしゃってました。ちなみに、シャトルバスは綾瀬・大谷田、花畑、水元・金町、亀有、八潮、草加、松原などの送迎コースがあります。
こちらが建屋のエントランス。写真奥が事務エリアや学科のスペース、手前が待合エリアになります。
ちゃんと修了検定時のコース図とか貼ってありますね。当時は覚える必死だったんですけど、今もそんな感じなのでしょうか。
建屋にはフリーWiFiが設置されています。
こちらが事務受付のエリア。当時がどんなだったか、全く記憶にないのですが、意外と広いスペース。受講の契約等、ご対応頂けます。
講習の予約は、基本スマホなどのネットでの予約手続きなのですが、窓口での端末でも対応は可能のようです。
こういった予約サービスのシステムは割と先駆的にDX化が進められていますから、運用も大変なんだろうなあと思います。
ちょっと印象に残ったのが、こちらの事務方のみなさん、思っていた以上に若い方が多い。別に偏見持っているわけではないのですが、そんな印象受けました。
ちなみに勤務されている皆さんは指導員含め、地元の方や近隣の方が大半だそうです。
オフィスグリコなども設置されてます。市内でオフィスグリコ見かけたのは初めてかも。
事務受付の先にあるのがこちらの廊下で、右側の執務スペースと左側の講習スペースに分かれています。
実はこの通路が、個人的にはすごい印象が強くて。
当時は長机が設置されて、技能講習や学科講習が終わると、おもむろに受講者の教習ノート?が置かれて、探して持って帰るんですけど、当然他の方のモノも置いてあるので、それをみて、友人が来てるかとか、あいつは今第二段階入ったなとか確認してました。今じゃ考えられないですけどw。当時は高校卒業後の進路が決まると、みんな免許取得に来るもんですから、なんか中学の同窓会みたいになってましたね。
すっかりきれいになっちゃって。感慨深いですw。
無理言って、廊下奥にあります教官室にお邪魔させていただきました。
一般の方がこちら覗けることはほぼないと思いますから、非常に貴重かと。
皆さん気さくな方々です。昔の教官は鬼より怖くて、毎回どの教官に当たるのか、戦々恐々としてたのが懐かしい。
お若い教官のお二人にも写真撮らせていただきました。
講習エリアの手前にあるのが、自習スペースに、学科教習のスペース。
学科の教室は40名弱が受講可能のようです。当日は必須学科の受講だったようで、平日の午前中でしたが、受講者も多かったみたいです。
こちらが待合スペース。以前は屋根がなかったかも。手前には検定受験者用の待合スペースもあります。
待合スペースを抜けると、託児所や、学科講習での救命救急、運転のシミュレーター室等が設置されています。シミュレーターはちょっとトキメキますね。
救命救急の部屋は、人が横たわってますから、知らないとちょっとビックリします。ビックリしました。
託児所は無料で予約制。1歳半~6歳未満の未就学児を預かって頂けるそうです。
ここまでが建屋の方のご紹介。
教習所といえば教習コース。ということでそちらにもお邪魔しました。
その間にも、続々と路上教習に向われる方たちが。頑張っていただきたい。お気をつけて。
こちらが所内の教習コース。
懐かしいS字コースや8の字コース等。今では難なく通れるはずですけど、当時はどれだけ高い壁だったか。
私が受講したのはMT免許だったので、坂道発進なんて、どれだけエンストして教官怒らせたかわかりません。
今はAT免許が全盛なので、そんな心配しなくていいかと思うと、うらやましい。
ご覧の通り、かなり広いスペース。晴天だったので、結構映えますね。
敷地面積がなんと8,738平方メートル、コース面積8,079平方メートル。およそ野球場のアルプススタンド含めた広さ。
当時はそんなこと意識しませんでしたけど、改めて見ると結構な広さ。
以前はこちらで、地元のバイクショップの方々と、二輪車の試乗会や、バイクのイベントなども行なっていたそうです。
確かにこれだけの設備だと、色々と企画できそう。でもそれでコース占有してしまうと、受講生からは「技能講習やらせろ」と怒られそうですけど。
教習車はすべてプリウスなどのエコカーなのも、時代を感じさせます。
八潮自動車教習所は、現在、普通車(AT/MT)、二輪(小型/普通/大型)をメインに、ペーパードライバー講習(3月まで休止中)、その他、自動車を主に取り扱う企業に対しての研修(新入社員研修、事故発生者研修、運転技能診断など)や、グループ会社では運転適性診断や運行管理者講習といった、運転に関する幅広い研修・講習もおこなっています。
現在こちらの教習所は、指導員や事務方含めて30名近くの方が勤務されています。ちなみにこちらは「太陽自動車」グループに所属し、三郷市、行田市、さいたま市、鴻巣市に同系列の教習所を運営されています。
教習車は、車両台数が普通車MT20台・AT21台、自動二輪車/普通MT10台・AT4台、大型MT7台・AT3台を有しているとのこと。
いかがでしたでしょうか。施設紹介的にはなってしまいましたけど、市内にもこういうところがあるということを知って頂けましたら幸いです。
教習所に教習以外で伺うというのはほとんどありませんから、なんだかすごく新鮮でした。
教習所は最寄りにもたくさんありますけど、こちらの方たちは、教官の方々もオフィスの方々も、ホントに親切な方たちばかりでしたので、すごくおススメです。
「これから取得しようかな」とか思ってらっしゃる方に、少しでも参考にしていただけますと幸いです。
八潮自動車教習所の皆様、お忙しいところありがとうございました!!。
<Hacchinさん>
「やしおん」運営代表。ずっと八潮の人。30年近くネットの世界にいて20年以上ネットマーケティングやWEBの世界にいます。
本職は小さなゲーム会社の管理部長。BBQインストラクター資格。強面ですが下戸なんです。