八潮メセナホールで繰り広げられた、多彩なプログラムと熱気に満ちた演奏会
「やしおん」特派員のK’sです。初めまして。
先日行われました「八潮市民吹奏楽団」の演奏会に伺ってまいりましたので、そのご報告をさせていただきます。よろしくお願いします。
2024年2月11日、八潮市民吹奏楽団による「第34回定期演奏会」が、八潮メセナホールにて盛大に行なわれました。
この日、演奏団員たちの長い期間にわたる練習と献身が結晶となり、聴衆の皆さんはその修練の賜物である、ダイナミックで繊細な、素晴らしい演奏を堪能しました。
約260人の入場者が会場を埋め尽くし、特に母子席は満席状態。開場時間の13時30分前には、ホール入口から八潮メセナの入口の自動ドアまで人々が列をなし、主催者は開場を予定より早めることに。皆さんの期待度の高さがうかがえます。
演奏会のプログラムは多彩で、第1部では「吹奏楽のための犬夜叉」(和田薫作曲)、「ゴリウォーグのケークウォーク組曲」(クロード・ドビュッシー作曲、鹿野草平編曲)など、日本と西洋の作品が見事に調和。「THE SUN WILL RISE AGAIN」(フィリップ・スパーク作曲)や「THE SEVENTH NIGHT OF JULY」(酒井格作曲)など、希望と夢をテーマにした作品も演奏され、聴衆を魅了しました。
第2部では、「ディスコ・キッド」(東海林修作曲)、「ディズニー映画『アラジン』よりFriend Like Me」(アラン・メンケン作曲)など、親しみやすいメロディとリズムで会場は更に盛り上がりました。
「情熱大陸コレクション」や「エストレリータ」(マヌエル・M・ポンセ作曲)など、世界各国の音楽が織り成す豊かな音楽の饗宴は、演奏会を通して多様性と統一感を感じさせます。
この日の八潮市民吹奏楽団の演奏は、ただ単に音楽を奏でるだけではなく、音楽を通じて人々の心を一つにする力を改めて示しました。演奏や音楽を楽しまれている方にご迷惑がかからないよう、撮影は数枚とさせていただきましたが、雰囲気が伝わるようであれば幸いです。
聴衆の皆さんは、私と同様、演奏会が終わる頃には各々が持つ日常の喧騒を忘れ、音楽の持つ純粋な喜びと感動に浸っていました。危うくパンフレットを忘れそうなぐらい、余韻に浸ってしまいました。
実は前回も伺わせていただきましたが、今回の第34回定期演奏会も、八潮市民吹奏楽団の歴史において、また一つの輝かしいページを飾ることとなりました。次回の演奏会も楽しみです。
お声がけいただきました八潮市文化協会の皆様、ありがとうございました。
K’s<webライター見習い>
クラシックや洋楽をこよなく愛する3人の母です。
学生時代はサックスも吹いていましたが、今では聴く専門。「やしおん」の文化・音楽担当です。