市内でとある「甘酒」が注目されています。
という話をちょっと小耳にはさんだので、調べてみました。「ミルキークイーン甘酒」という銘柄だそうです。
伺ったのは、鶴ケ曽根にありますハンドメイド雑貨のお店「アンハウス」。
ご覧の通りのハンドメイド雑貨を取り扱うお店なのですが、「なんでハンドメイド雑貨のお店で甘酒!?」。と思われる方も多いと思われます。実は色々とございまして。
「ミルキークイーン」というお米の銘柄をご存じですか?
そもそも「ミルキークイーン」ってご存じですか?。
この「ミルキークイーン」は、コシヒカリの突然変異からうまれた低アミロース米品種で、もっちりとやわらかめの食感が人気のお米。低アミロース米とはアミロースの含有率が一般的な白米(うるち米)よりも低いお米のこと。アミロースはお米の粘りに関係しており、アミロースの含有量が少なくなるほどごはんの粘り気は強くなり、もちもちとした食感になります。
お米を好みによって選ぶこの時代に、もちもちとおいしい低アミロース米への注目が高まり、そんな低アミロース米の代表選手とも言える「ミルキークイーン」は、コシヒカリよりアミロース含有量が低く、炊飯後の粘りの強さと、つやつやとした炊きあがりが特徴。「ミルキークイーン」という名も「低アミロースで米の粒がミルク状に白く不透明になること」を表現しています。
ちなみに全国で1番の生産量を誇っているのが茨城県や新潟県。
そんな「ミルキークイーン」を使った甘酒を作っている農家さんが茨城にあります。
茨城県茨城町で農家を営んでいる諸川さんご夫妻。
お米農家として、有機肥料や米糖などを用いた育て方で、小さなお子さんから年配の方まで安心して食していただける「ミルキークイーン」や「コシヒカリ」、「あきたこまち」の生産を行なっています。
「米農家もろちゃん」という名前で、instagramやメルカリなどでも販売やPRを行なっています。
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こちらの農家さんで製造されたのが「ミルキークイーンあまざけ」。
従来、甘酒の製造は2種類あり、「酒粕」から製造するものと「米麹」から製造するものがあります。この「ミルキークイーンあまざけ」は、酒粕ではなく米麹から作られているため、ノンアルコール。お子さんにも安心して飲むことができます。水やお湯で割って、季節を問わず楽しめるものです。
製造過程においては、米麹とお米しか使用せず、砂糖不使用で無添加。保存料は一切使っていないとのこと。
米麹甘酒の効果としては、昔から美肌・美髪・アンチエイジング、腸内環境改善、冷え防止・免疫力UP・疲労回復なとがうたわれています。
では何故、八潮市内の、ハンドメイド雑貨のお店で取り扱いされているかということなのですが、実は諸川さんの奥様は八潮市出身の方、嫁がれて茨城へ移り住みましたが、ご趣味がハンドメイド雑貨ということもあって、アンハウスの恩田オーナーと意気投合。
試しにということで「アンハウス」さんが毎回出店している「八潮朝市」に商品を出してみたところ、興味本位で買われていった方々に非常に喜ばれまして、「だったらお店で取り扱おう」ということになったそうです。
確かにお店に伺った際も、こちらの甘酒を買い求める方が数名いらっしゃいまして。しかも一本ではなく数本まとめて買い求められる方ばかり。一本1,210円(税込)なので、決して安いものではないのですが、その人気の高さがうかがえます。ホントのお話。
「ミルキークイーンあまざけ」は、茨城県茨城町のふるさと納税の対象にもなっていますので、ネットからも購入も可能です。他にも茨城のハンドメイド雑貨店や地域のマルシェなどでも購入が可能のようですが、どうもアンハウスさんの売上が突出しているとのこと。さすが。
ノンアルコール、ノンシュガーで、ご自身やご家族でお飲みになるのもよし、贈答品としてお買い求めいただくのもよし。
とまあ完全に商品のPRになってしまってますが、いやホントにおススメですので、取り扱いのあるうちに、是非お試しくださいませ。
近隣ではここでしか買えない米麹の甘酒。在庫などはあらかじめお店の方にお問合せ下さいませ。
アンハウスさん、お忙しいところありがとうございました。