製品設計から食品リサイクル、再資源化技術まで幅広く支援 5月13日まで申請受付

埼玉県庁
埼玉県は、県内企業の成長と環境配慮の両立を目指し、「サーキュラーエコノミー(循環型経済)」の推進に向けた補助金制度の募集を2026年4月9日から開始しました。製品開発や設備導入などを支援する3つの補助金が用意されており、最大で2,000万円の支援が受けられる内容となっています。
サーキュラーエコノミーとは、生産や消費のあらゆる段階で資源を効率的に循環させ、廃棄物を減らしながら経済活動を行う考え方です。近年は企業活動においても重要性が高まっており、今回の取り組みは県内企業にとって大きな後押しとなりそうです。
製品設計からビジネスモデル構築まで支援
1つ目の「サーキュラーデザインリーディングモデル構築支援補助金」は、資源循環を前提とした製品設計への見直しを支援する制度です。
例えば、リサイクルしやすい構造への変更や単一素材化、環境負荷の低い素材への転換などを目的とした試作開発や、新たなビジネスモデルの構築が対象となります。
県内企業を対象に、補助率は3分の2以内、上限は2,000万円と手厚い内容です。これまでの製品づくりを見直し、次の時代に向けた商品開発に取り組みたい企業にとって注目の制度といえるでしょう。
食品廃棄物を価値に変える技術導入を後押し
2つ目の「食のサーキュラーエコノミー技術導入支援補助金」は、食品製造の現場で生じる廃棄物の有効活用をテーマとしています。
食品残さを活用した新商品や素材の開発、アップサイクル、さらにはバイオマス発電などの設備・システム導入が対象です。補助率は3分の2以内で、小規模企業の場合は4分の3以内と、より高い支援が受けられます。
食品ロス削減と新たな付加価値創出を同時に実現できる点で、飲食・食品関連事業者にとっては見逃せない制度です。
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