破損した下水管の復旧完了 仮橋設置で工期短縮へ、臭気対策や補償受付も継続
八潮市で発生した道路陥没事故を受け、現在も全面通行止めが続く県道松戸草加線。埼玉県下水道局が発行した最新の「かわら版」(令和8年2月25日号)によると、復旧工事は着実に前進しており、令和8年4月の暫定2車線での供用開始を目標に作業が進められています。
現地では、破損していた下水管渠の復旧がすでに完了。現在は道路本体の復旧に向けて、埋戻しや路床・路盤工事が進められています。早期開通を目指し、陥没箇所には仮の橋を架けるなど、工期短縮の取り組みも行われています。
3月中は、仮排水管の撤去準備や道路築造工事などが段階的に実施される予定です。原則として日曜は休工、緊急対応や夜間作業を除き昼間中心で進められるとのこと。天候などにより工程が変更される場合もあります。
1月末から2月初旬にかけて八潮メセナで開催されたオープンハウス(説明会)には、102人が来場しました。会場では「暫定2車線はいつ開通するのか」「臭気は収まるのか」「歩行者が渡れる横断歩道は設置されるのか」といった声が寄せられました。
県は、令和8年4月の供用開始を目標としていること、工事の進捗とともに臭気はさらに収まっていく見込みであることを説明。一方で、仮排水管の撤去や人孔復旧の際には臭気が発生する可能性があるため、抑制対策を徹底するとしています。また、工事区間内の1か所に押しボタン式信号機付き横断歩道を設置する方向で警察と調整中とのことです。
補償の申し込みについても継続して受け付けています。期限後も当面の間は受付を行うほか、営業補償や電気代等の補償、自動車メッキ部品の腐食(錆)に関する補償も対象です。不明点は専用ダイヤル(048-830-5988)で相談できます。
事故から時間が経つ中で、「いつ元に戻るのか」という思いを抱いている方も多いはずです。少しずつではありますが、復旧は確実に前へ進んでいます。今後の開通日などの最新情報は、引き続きかわら版や県のホームページで発信される予定です。

















