越谷レイクタウン周辺の県道で発生 車は吉川市方面へ逃走か、捜査続く
埼玉県越谷市で今月5日、16歳の男子高校生が車にはねられて死亡するひき逃げ事件が発生しました。被害者が高校生だったことから、同年代の学生や子どもを持つ保護者を中心に、「他人事とは思えない」と不安の声が広がっています。事件は、隣接する八潮市など近隣地域にも大きな衝撃を与えており、発生から数日が経った現在も解決には至っていません。
事故が起きたのは2月5日午前10時半ごろ。越谷市東町の県道で、通行人の男性から「車と歩行者の交通事故があり、歩行者の男性が動かない」と110番通報がありました。警察が駆けつけたところ、市内に住む高校生の泉冬悟さん(16)が歩道の縁石にもたれかかるような状態で倒れているのが見つかりました。泉さんは病院に搬送されましたが、およそ2時間後に死亡が確認されました。
現場近くには、泉さんが乗っていたとみられるスポーツタイプの自転車が倒れていたということです。警察によりますと、泉さんの死因は腹部などを強く損傷したことによる出血性ショックとみられています。
事故現場は、越谷レイクタウン駅周辺の大規模商業施設から東に約1キロほどの場所にある、交通量の多い道路です。中央分離帯のある片側2車線の直線道路で、見通しは良かったとされています。通学や買い物など、若い世代を含め多くの人が日常的に利用するエリアで起きた事故だけに、地域の受け止めは重くなっています。
警察は、事故を起こした車が現場から逃走し、東側の吉川市方面へ走り去ったとみて、死亡ひき逃げ事件として捜査を進めています。高校生の尊い命が突然失われた今回の事件は、多くの家庭に深い悲しみと不安を残しています。被害に遭われたご家族や関係者の心情を思うと胸が痛みます。警察による捜査が進み、事件の真相が明らかになるとともに、一刻も早い解決が強く望まれます。














