離島の住宅課題を支える新インフラを紹介、2026年1月21日にオンライン同時配信も実施

八潮市の一般社団法人・工務店フォーラムが主催 木造ユニット建築セミナーを開催
埼玉県八潮市に本部を置く一般社団法人・工務店フォーラムは、2026年1月21日(水)、地域工務店の災害対応力向上を目的としたセミナーイベント「船で海を渡る 木造ユニット建築」を開催します。本セミナーは、同法人が継続的に取り組んでいる「災害に強い家づくりセミナー」の一環として実施されるものです。
当日は、ゲストに株式会社サトウ工務店の代表取締役で一級建築士の佐藤高志氏を迎え、木造ユニット建築を船で輸送し、離島などの特殊な環境下で住宅を供給してきた実践事例を紹介します。輸送効率や施工スピードといった技術的な特長に加え、住宅不足が課題となっている離島地域における新たなインフラとしての可能性についても解説される予定です。

会場は早稲田大学西早稲田キャンパスで、建築関係者を中心に幅広い参加者を対象としています。また、当日はオンラインでの同時配信も行われ、遠方からの参加にも対応します。セミナー終了後には、会場参加者限定で講師や参加者、工務店フォーラム代表理事の髙口洋人氏との交流会も予定されており、意見交換やネットワークづくりの場としても期待されます。
八潮市を拠点に、地域工務店の知見を集約するシンクタンクとして活動する工務店フォーラムは、今後も災害対応や持続可能な住まいづくりに関する情報発信を続けていくとしています。建築や住宅分野に関心のある方にとって、実務に直結する内容を学べる機会となりそうです。












