アプリ一つでコード決済と残高送受信が可能に TX沿線の生活利便性向上に期待

東日本旅客鉄道株式会社と株式会社パスモは、モバイルSuica・モバイルPASMO対応の新コード決済サービス「teppay(テッペイ)」を、2026年秋から提供開始することを発表しました。PASMOアプリでは2027年春に提供開始予定となっています。
「teppay」は既存のアプリにそのまま追加され、ダウンロードや新規登録を行わずに利用できるのが特徴です。QRコードでの決済をはじめ、残高の送受信、オンライン決済、「地域限定バリュー(バリチケ)」の利用など、多彩な支払いに対応します。TX沿線でも利用機会の多い飲食、交通、ショッピングの場面で、決済手段の選択肢がさらに広がることが期待されます。
JR東日本が行った調査では、生活者の76.1%が「決済手段をまとめたい」と考えており、キャッシュレスにストレスを感じる声が多数あることも判明しました。また、初めて利用したキャッシュレス決済としてSuica・PASMOを選んだ人が半数以上を占めていることから、ブランドへの信頼度も高いことがわかります。
TX沿線では、通勤・通学、レジャー、ショッピングなど、キャッシュレス利用のシーンが多く存在します。teppayの導入によって、駅周辺の商業施設や地域イベントでもスムーズな決済が可能となり、沿線の回遊性や利便性の向上にもつながる見込みです。
加盟店募集は2026年夏頃から開始予定で、提供開始日や対応エリアなどの詳細は今後公式サイトなどで発表される見通しです。Suica・PASMOがさらに進化することで、TX沿線の生活に新しい体験が広がりそうです。













