ラブラドール・レトリバーがモチーフ “誰でも相談できる窓口”を表現

埼玉県労働委員会のマスコットキャラクター「たまろー」
埼玉県は、埼玉県労働委員会のマスコットキャラクターが「たまろー」に決定したと発表しました。「たまろー」は、労働委員会の広報活動を担う“顔”として、今後チラシやパンフレット、イベントなどで幅広く活躍していきます。
今回のキャラクターは、県内在住・在勤・在学の方を対象に募集したデザイン89作品の中から選ばれたもので、最優秀賞には尚美学園大学3年の古山美玲さんが選ばれました。古山さんは、優しく聡明な印象を持つラブラドール・レトリバーをモチーフに「誰でも相談できる窓口」というテーマを表現。名前は「埼玉」の「たま」と「労働」の「ろう」を組み合わせたもので、耳やしっぽの「まが玉」形や首に掛けた“まがたまキー”には、「労働トラブルに解決の鍵がある」という思いが込められています。また、3つの肉球は、労働委員会を構成する公益・労働者・使用者の三者を象徴しています。
11月12日(水)には、最優秀賞受賞者の古山さんと坂本サク准教授、甲原裕子労働委員会会長が知事室を訪問し、キャラクター決定の報告と贈呈式を実施。その後、県庁オープンデー(11月14日)では「たまろー」のお披露目イベントを実施。パネル展示やぬり絵コーナーのほか、職場でのトラブル相談を受け付けるミニ相談会も行われる予定です。
埼玉県労働委員会は、公平・中立な立場から労働者と使用者の間に生じる紛争を迅速かつ円満に解決する行政機関で、公益委員・労働者委員・使用者委員の三者15名で構成されています。今後は「たまろー」を通じて、県民への周知と労働相談の理解促進を図っていく方針です。














