統計調査を装った個人情報詐取が発生中 八潮市内でも不審メールを確認
総務省統計局所管の統計調査を装った「かたり調査」が全国的に発生しており、八潮市内でも国勢調査を名乗る不審なメールが確認されています。市民の皆さまは十分にご注意ください。
「かたり調査」とは、国勢調査などの公的な統計調査であるかのように装い、世帯や個人から銀行口座や家族構成などの情報を詐取する行為です。統計法においても禁止されており、違反者には未遂を含めて2年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金が科される可能性があります。
判断のポイント
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国や地方公共団体の職員、統計調査員が電話やメールで調査依頼をすることはありません。
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ただし、提出済み調査票の内容確認や、未提出の場合の督促のために連絡をすることはありますが、この際も個人情報を電話で聞き取ることはありません。
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統計調査員は顔写真付きの調査員証を必ず携帯しています。調査員証を提示できない場合は不審者の可能性があります。
主な「かたり調査」の事例
- 「国勢調査」を名乗り、銀行取引や預金額を尋ねる。
- 「総務省統計局の職員」を名乗り、家族構成や介護保険利用状況を聞き出す。
- 統計調査員を装い、調査関係書類(家計簿など)を騙し取る。
八潮市内での事例
現在、国勢調査を装った不審なメールが市内で確認されています。国勢調査は電子メールで依頼を行うことはありません。メール内のURLにアクセスしないよう、十分ご注意ください。
市民の皆さんへのお願い
市役所や統計調査員が以下のことを行うことは絶対にありません。
- 金品を要求する
- 銀行口座やクレジットカードの番号、暗証番号を尋ねる
- 電子メールで調査票の記入を依頼する
不審に思うことがあれば、八潮市役所の国勢調査担当、または都道府県統計主管課へお問い合わせください。