夏の県大会初優勝を果たした叡明が再び挑む舞台、公立の三郷北との対戦に地域の期待高まる
埼玉県高校野球秋季大会の組み合わせ抽選会が9月19日、上尾市のスポーツ総合センターで行われ、県内40校の対戦カードが決定しました。
開幕は9月26日、決勝は10月5日に県営大宮球場で実施され、上位2校が関東大会(10月18日~21日、25日、26日・山梨開催)への切符を手にします。
今夏の埼玉大会で初優勝を果たし、甲子園でも躍進した叡明高校(越谷市)は、初戦となる2回戦で三郷市の公立校・三郷北高校と対戦することが決まりました。両校は東部地区を代表する存在であり、地元ファンからは「初戦から見逃せない好カード」と注目を集めています。叡明が連覇を狙う一方、三郷北にとっては王者を迎え撃つ大きなチャンスであり、熱戦が期待されます。
シード校には叡明と昌平高校がAシード、浦和実業と山村学園がBシードとして名を連ねています。昌平は春日部、浦和実は越ケ谷、山村学園は坂戸とそれぞれ初戦で公立校と対戦することになり、公立勢の健闘も注目されます。
また、東部地区からは獨協埼玉高校や越谷高校も出場。地元の高校球児たちが繰り広げる熱戦は、多くの地域住民にとって秋の楽しみとなりそうです。
大会は有観客で行われ、入場料は一般800円、中高生は身分証の提示で200円。引率された少年野球チームや中学生チーム(引率者や保護者は有料)、障害者と介添え者1名、小学生以下は無料で入場できます。
八潮市や三郷市をはじめとする地域からも多くの応援が予想される今回の大会。初戦で激突する叡明と三郷北の一戦は、秋の埼玉野球を象徴する大きな注目カードとなりそうです。