佐川急便・日本RV協会・BYD AUTO足立が協力 災害に強いまちづくりを後押し

八潮市役所
八潮市は、大規模な地震や台風などの自然災害に備え、令和7年9月19日(金曜日)、民間3社と「災害時応援協定」を結びました。
協定を通じて、物資の配送や車両の提供、停電時の電力供給など幅広い分野での支援が可能となり、市民の安心・安全を守る体制がさらに強化されます。
物流のプロが物資を届ける ― 佐川急便株式会社

佐川急便 公式サイトより
まず協力するのは、全国に配送ネットワークを持つ佐川急便株式会社です。
今回の協定により、災害時には必要な支援物資を迅速に届ける役割を担います。普段から地域に密着した物流を行っている同社が加わることで、いざというときの安心感が高まります。
キャンピングカーを避難所に ― 一般社団法人日本RV協会

日本RV協会 PRTIMESより
次に協定を結んだのは、キャンピングカー文化の普及に取り組む日本RV協会です。
災害発生時にはキャンピングカーを提供し、避難所や防災訓練で活用されます。居住空間を備えたキャンピングカーは、プライバシーや快適さを確保できる避難生活の助けになると期待されています。
電気自動車で電力を支える ― BYD AUTO足立

BYD AUTO足立 公式サイトより
さらに、電気自動車を販売するBYD AUTO足立(東京マツダ販売株式会社)も協定に参加しました。
災害で停電が起きた際には、電気自動車を非常用電源として活用できます。クリーンエネルギーを地域の防災に役立てる取り組みは、これからの時代にふさわしい形といえます。
市民に寄り添う防災へ
八潮市では「自然災害が頻発する中、市民の命と暮らしを守るために民間企業との協力体制を強化していく」としています。今回の協定は、行政と企業が一体となって“災害に強いまちづくり”を進める大切な一歩となりそうです。
八潮市のプレスリリースは▶こちら