「手作りの料理を誰かと一緒に」―地域の子どもたちに温かい食事と居場所を届ける取り組みがスタート

草加市に新たな子ども食堂「こどもしょくどう ひみつきち」誕生 10月4日から毎週土日オープン
草加市高砂2丁目に、子どもたちに無料で温かい食事を提供する「こどもしょくどう ひみつきち」が誕生します。令和7年10月4日(土)より、毎週土曜日と日曜日の午後3時から5時まで、石川ビル2階の「モイセSOKA」を会場に開催されます。中学生以下は無料で利用でき、大人は1食300円となります。
主催するのは、特定非営利活動法人ミライファーム。同法人は子育て支援をはじめ、貧困世帯の子どもや障害のある方への生活支援を行い、地域に安心して共生できる環境をつくることを目的に活動しています。

子ども食堂 イメージ
今回の取り組みについて主催者は、「大人になった今、出来ることが増えました。ご飯を食べられない環境の子、一人や兄弟だけで食事をしている子、寂しく過ごす子に、手作りの料理や“誰かと一緒に食べる楽しさ”を届けたいと思いました。料理は人の心を温かくできるものだと信じています」と語ります。
会場となる「モイセSOKA」は草加駅から徒歩数分。会場へのアクセスは、薬局セイムス近くの路地を入り、石川ビルの階段を上がった先にあります。地元商店街や地域住民の協力もあり、子どもから大人まで安心して立ち寄れる雰囲気づくりを目指しています。
「ひとりよりふたり、ふたりよりみんなで食べるごはんは、もっとおいしいはず」。そんな思いが込められた「ひみつきち」が、地域の新しい居場所として、多くの子どもたちと大人に親しまれることが期待されます。
問い合わせは、特定非営利活動法人ミライファーム(電話:048-999-4033)まで。
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