選抜4強・浦和実、無念の準決勝敗退 叡明は接戦を制し決勝進出決定
夏の高校野球埼玉大会は7月25日、埼玉県営大宮球場で準決勝2試合が行われました。第1試合では、今春の選抜大会でベスト4入りした浦和実業が、今大会ノーシードの昌平と対戦。投手戦となったこの一戦は、9回裏に昌平がサヨナラ勝ちを決め、1-0で接戦を制して2年連続3度目の決勝進出を果たしました。
浦和実業は今大会、ノーシードながらも強豪校を次々と撃破して初の決勝進出を狙いましたが、この日は打線が5安打に抑えられ、最後まで得点を奪うことができませんでした。
第2試合では、叡明と山村学園が対戦。試合は1-1のまま延長戦に突入し、タイブレーク方式が採用されました。緊迫した展開の末、叡明が競り勝ち、決勝進出を決めました。
これにより、埼玉大会の決勝戦は昌平対叡明のカードに決定。いずれも夏の甲子園出場経験がなく、埼玉から新たな代表校が誕生することになります。決勝戦は、7月27日(土)に県営大宮球場で行われる予定です。
ちなみに、八潮市を含む5市1町(八潮市、越谷市、草加市、三郷市、吉川市、松伏町)エリアでの甲子園出場は、第77回大会(1995年 夏)の越谷西高校の一校のみ。越谷のレイクタウン近くにある叡明が埼玉大会優勝となると、実に30年ぶり二校目の近隣の高校からの甲子園出場となります。