~未来を見据えたまちづくり、住みやすさナンバー1の八潮へ~

八潮市役所
八潮市では「住みやすさナンバー1のまち」を目指し、令和7年度の当初予算案を編成、今年2月下旬にリリースしました。
近年の経済環境の変化を受けつつも、市民の暮らしをより豊かにするための施策の推進をかかげ、今年度の予算では、教育・福祉・防災・DX推進など、持続可能なまちづくりに向けた重点施策が盛り込まれています。
内容について抜粋してみましたので、是非お目通しください。
■ 財政の見通しと編成方針

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令和6年度の経済回復傾向を踏まえ、市税収入の増加が見込まれる一方で、普通交付税の不交付が続く厳しい財政状況です。
そのため、歳入確保のために市債を活用し、不足する財源は基金の繰入れを行う方針です。また、歳出では社会保障関連費の増加が予測されるなか、防災対策や新設小学校の建設などにも多額の予算が投じられます。
■ 重点施策
1. 教育・子育て支援の充実

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- 小学校体育館への空調設備導入(約1.3億円)
児童が快適な環境で体育活動を行えるよう、八條小学校・中川小学校など4校の体育館に空調設備を設置。 - 新設小学校の整備(約27.2億円)
令和9年度開校を目指し、建設を進行。 - 給食事業の推進(約7.9億円)
物価高騰の影響を受けるなか、安全・安心な給食の提供を継続。 - 1か月児健診の実施(約2,000万円)
乳児の健康を守るための新たな健診制度を導入。
2. 防災・防犯対策の強化

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- 排水施設の整備(約6億円)
水害対策として、新たな排水機場を設置。 - 避難所誘導看板の更新(約170万円)
既存の看板を新調し、災害時の避難行動を支援。 - マンホールトイレの配備(約1億円)
潮止小学校・八潮中学校に計15基を設置し、災害時の避難環境を改善。
3. DX・行政サービスの向上

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- DX推進事業(約5.7億円)
AI-OCRやRPAの活用により、業務効率化を推進。 - 自治体デジタル化対応(約2.8億円)
ガバメントクラウドの利用で行政サービスを強化。
4. 快適な都市環境の整備

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- 新庁舎周辺整備(約10億円)
旧庁舎の解体を含めた周辺環境の改善を実施。 - 公園施設の改修(約6,400万円)
遊具の更新や防犯カメラ設置で安全性を向上。
■ 市民目線での予算の可視化

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八潮市では、市の財政状況を「八潮家の家計簿」として市民にわかりやすく説明。
例えば、市税収入は家計でいう「給料」にあたり、約42%を占める一方、市の運営費(物件費)や医療・福祉費(扶助費)が大きな割合を占めています。
限られた財源のなかで、効果的な施策を実施していくことが求められます。
■ 未来を見据えたまちづくりへ

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令和7年度は、「第5次八潮市総合計画」の最終年度となります。
市は「共生・協働」「安全・安心」を基本理念に、教育環境の充実や防災・福祉施策の強化を進めるとともに、DX推進やインフラ整備により、持続可能なまちづくりを目指します。
八潮市は今後も、市民の皆様とともに住みよいまちをつくるため、積極的に事業を推進していくとのことです。