全日本ロードレース選手権最高峰JSB1000で初の栄冠。来季はヤマハYZF-R9でWorldSSPに参戦。
八潮市出身のバイクレーサー、岡本裕生選手(25歳)が2024年10月27日に三重県の鈴鹿サーキットで行われた全日本ロードレース選手権・JSB1000クラス最終戦で、見事なレースを展開し、念願のチャンピオンに輝きました。
岡本選手は「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」から参戦し、ヤマハYZF-R1を駆ってレース1で2位、レース2で3位という結果でシーズンを締めくくりました。これにより、岡本選手は自身初のJSB1000チャンピオンの称号を手にし、全日本選手権では通算3度目のタイトル獲得となります。
今シーズン、岡本選手はチームメイトの中須賀克行選手との激しいチャンピオン争いを繰り広げました。中須賀選手が開幕4連勝でリードを築いたものの、岡本選手は後半戦で猛追。最終戦直前ではわずか4ポイント差となり、最後のレース2が勝負を決する緊迫した状況となりました。最終的に、中須賀選手が転倒しリタイアする一方、岡本選手は粘り強く3位で完走し、チャンピオンの座を勝ち取りました。
また、ヤマハ発動機株式会社は、岡本選手が2025年シーズンからスーパースポーツ世界選手権(WorldSSP)にフル参戦することを発表。岡本選手は新型のヤマハYZF-R9を駆り、「Pata Yamaha Ten Kate Racing WorldSSP Supported Team」に所属し、世界の舞台で戦うことになります。岡本選手のチームメイトには、同ランキング2位のステファノ・マンジ選手が予定されています。
岡本選手は大原中出身で1999年生まれの25歳。6歳でバイクに触れ、数々の国内レースを経てヤマハファクトリーに加入。デビュー年からJSB1000でランキング3位を獲得するなど、順調に実力を発揮してきました。日本国内での成功を背景に、世界の強豪に挑む岡本選手の新たな挑戦に期待が高まります。
ぜひ皆さんも彼の活躍を応援しましょう!!
2024 JSB1000 CHAMPION🏆
全日本最高峰クラス獲ったぞ!
チーム、家族、応援してくださったファンの皆さん、自分に携わってくれた全員で掴み獲ったチャンピオンです!感謝しています。
さあ次のステージ! pic.twitter.com/AO9RsJ5F1X
— 岡本裕生 Yuki Okamoto (@yukiokamoto31) October 27, 2024