2050年までの二酸化炭素排出量実質ゼロに向けた新たな一歩
2024年8月6日、八潮市(市長:大山 忍)と東京ガス株式会社(社長:笹山 晋一)は、ゼロカーボンシティの実現を目指す包括連携協定を締結しました。この協定により、八潮市は2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにする目標に向けて、さらに一歩前進しました。
以下、東京ガス公式サイトより
ゼロカーボンシティ実現に向けた取組
八潮市は2021年4月に「ゼロカーボンシティ宣言」を表明し、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにすることを目指しています。今回の協定は、この目標に向けた取り組みをさらに推進するものです。協定の主要な連携事項には、エネルギーの地産地消、太陽光発電設備の普及、低炭素エネルギーの調達と供給、エネルギーマネジメント、防災機能の強化、環境教育と食育などが含まれています。
八潮市長の大山 忍氏は、「今回の協定の締結により、東京ガスのゼロカーボンまちづくりの知見を活かし、緊密な相互連携を基に取り組みを実施できることを大変心強く思います。これまでの環境政策をさらに進化させ、『住みやすさナンバー1のまち 八潮』の実現を目指してまいります」と述べました。
東京ガスの常務執行役員で地域共創カンパニー長の小西 雅子氏は、「八潮市との連携により、地域課題の解決と持続可能なまちづくりに取り組むことを大変嬉しく思います。当社のソリューションブランド『IGNITURE』を通じて、八潮市のゼロカーボンシティ実現に貢献してまいります」とコメントしました。
「IGNITURE」とは
東京ガスは、2023年11月にソリューション事業ブランド「IGNITURE」を立ち上げました。このブランドは、ご家庭や法人、地域コミュニティが経済性、利便性、効率性を向上させる一方で、脱炭素とレジリエンスを高め、持続可能な生活や事業を実現することを目指しています。
今後の展望
八潮市と東京ガスは、協定に基づき、2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロを目指し、地域の防災機能強化やエネルギーマネジメント、環境教育など多岐にわたる分野での協力を進めていきます。八潮市の「住みやすさナンバー1のまち」の実現に向けた取り組みが、今後どのように展開されるのか注目されます。