道路ネットワークの強化、防災機能の向上、地域活性化を期待
埼玉県では、安全で円滑な道路ネットワークの形成を図るため、レイクタウンに隣接する、都市計画道路越谷吉川線の越谷市内の大成町七丁目から吉川市平沼までの延長約1.1キロメートル区間について、老朽化していた吉川橋の架換えと合わせて、4車線化の整備を進めてきました。
このたび、拡幅整備が完成し、7月5日(金曜日)午前9時から4車線で供用開始することになりました。また、あわせて同日に、当該道路の南東に位置する、都市計画道路「三郷吉川線」の吉川市内の一之橋交差点から越谷吉川線との交差点までの延長約0.6キロメートルの区間についても、車道部が4車線にて供用開始となります。
この2路線が4車線で供用することにより、「道路ネットワークの強化」「防災機能の向上」「地域活性化の促進」の効果が期待できます。
具体的には、都市計画道路三郷吉川線の0.6km区間もあわせて4車線化することで、円滑な道路ネットワークが強化され、通過時間の短縮が期待できます。また、橋りょう架換えにより老朽化が解消され、災害時における輸送路の確保など、防災機能の向上も期待できます。さらに、「越谷レイクタウン」や「吉川中央土地区画整理事業」等の開発に伴う交通需要増加に対しても、円滑な交通が確保でき、地域活性化の促進が期待できます。
なお、開通後の7月20日(土曜日)午前10時から、4車線化完成記念式典を開催する予定です。
事業概要
区間: 越谷市大成町七丁目~吉川市平沼
延長: 約1.1km
幅員: 23.8m~25.8m
着手年度: 平成19年度
事業費: 約121億円
4車線化完成記念式典
日時: 令和6年7月20日(土曜日)午前10時~
場所: 吉川市中央公民館
内容: 式辞、来賓祝辞、工事経過報告、地権者への感謝状贈呈、テープカット、久寿玉開披など