除草剤成分の検出により街路樹が衰退、ビッグモーター八潮店前での環境被害が明らかに
八潮市は、株式会社ビッグモーター八潮店前の街路樹が衰退した原因として、同地点の植樹桝土壌から除草剤成分が検出されたことを発表。この環境被害に対し、市はビッグモーターに対して損害賠償金として1,013,100円の支払いを請求。同社からの入金が確認されたことを明らかにしました。
この問題は、市道0190号線沿いに位置する株式会社ビッグモーター八潮店周辺の街路樹が明らかに衰退していることから調査が始まりました。令和6年3月14日、市は植樹桝土壌及び切株から除草剤成分が検出されたことを公式サイトで発表。その後、草加警察署に被害届を提出しました。
市は、除草剤成分の検出を受け、ビッグモーターに対して伐採費用、植栽費用、及び成分検出調査費として上記の金額を請求。令和6年4月15日、これらの費用がビッグモーターから支払われたことを確認しました。
今後、八潮市は、被害を受けた地域の環境回復に向けて、現地の切株の撤去及び土壌の入替を実施する予定です。この事件は、企業が地域環境に与える影響の重大さと、その責任を果たすことの重要性を改めて浮き彫りにしました。